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熱戦が続く東京オリンピックは、28日で6日目。

サッカー男子が、グループステージ突破へ向けて強豪・フランスと対戦した。

前のメキシコ戦から3人を入れ替え、史上初の予選リーグ3連勝を狙う日本。

引き分け以上でグループ首位通過という優位な状況だったが、前半27分。

田中碧選手の縦パスから久保建英選手(20)がつなぎ、今大会初先発、上田綺世選手のシュート。

そのこぼれ球に久保選手が反応し、3試合連続ゴールをマーク。
決勝トーナメント進出を大きくたぐりよせた。

さらに34分、再び久保選手が魅せた。

久保選手のスルーパスに反応した上田選手。
シュートはキーパーにはじかれたが、最後は頼れるオーバーエイジ、右サイドバックの酒井宏樹選手(31)が詰めてリードを広げた。

後半、フランスの反撃を受けたが、今大会初出場、ディフェンス・冨安健洋選手らを中心に無失点で切り抜けると、25分。

上田選手のポストプレーから、最後は久保選手に替わって途中出場した三好康児選手(24)が、鮮やかなミドルで今大会初ゴール。

さらにアディショナルタイムでは、相馬勇紀選手のクロスから、途中出場の前田大然選手(23)が、こちらも今大会初ゴール。

強豪・フランスを一切寄せ付けなかった日本。
歴代最強チームの歩みは、まだまだ続く。

吉田麻也選手(32)「自分の仕事があるのは、ここからだと思っているので、チームをいい方向に引っ張っていきたい」

久保建英選手「僕たちとしては、全部勝つつもりで来ていますし、楽観視もしていなかったですし、予想も何もしていないんですけど、自分たちが狙っていた形で、3試合ともいいゲームができた。ここからはもう一発勝負が3試合。まずは1試合目、ニュージーランド戦に全力を注ぎたいと思いますし、いいリカバリーをして、いい準備をして、まずは準々決勝、全力でぶつかっていきたい」

日本は決勝トーナメントで、まずニュージーランドと対戦する。