もっと詳しく

先日、東京都立の高校で男女別に定員が設定されていることが話題となったが、東京都教育委員会(以下都教委)は24日、この男女別定員制度を廃止することを発表した。ただし都教委は「進路指導に与える影響が大きい」として廃止は段階的に進めるとしている。一方で受験は1回きりであるため段階的という方針はなく博廃止するべきだとして反発する意見も出ている模様(朝日新聞)。

朝日新聞の記事によれば、21年度の入試では合同定員であれば2021年度入試では女子約700人、男子約100人が合格していたが、実際には不合格となっていた。都教委が合格最低点の男女差を公表したのは今回が初めて。全日制普通科110校のうち半数超の56校で女子の方が合格最低点が高く、男子との点差は最大で122点あったとしている。

すべて読む

| スラッシュバック

| 教育
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

全国で都立高の全日制普通科のみに残る男女別募集定員制度の是非
2021年07月30日

米政府、男女以外の性別を記載したパスポートなどの発行を可能にすべく作業を進める
2021年07月03日

高校が大学入試の調査書に「コロナ疑い」 と記載。生徒が大学面接官に感染を聞かれる場面も
2021年03月12日

ベネッセが大学入学共通テストに導入される記述式問題業務受注を掲げ営業 共通テスト、文科相が抗議へ
2019年11月22日

政府、大学入試の共通試験科目に「情報」を追加する方針を表明
2018年05月18日