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オミクロン株への警戒が続く中、29日も全国各地で新たな感染が明らかとなった。

オミクロン株の感染者は、29日、三重県で初めて確認されたほか、愛知県や大阪府、沖縄県など7つの府と県でも確認され、これまでに19の都府県に広がっている。

このうち、市中感染の可能性があるのは8つの都府県。

また、厚労省によると、空港検疫で12月17日から25日にかけて日本に入国した113人がオミクロン株に感染していることがわかった。

いずれも、アメリカやフランス、ケニアなどに滞在歴があるという。

一方、沖縄県のキャンプ・ハンセンでは、アメリカ軍が感染者の検体を調べたところ、およそ半数の47%がデルタ株ではないことが判明し、オミクロン株とみられることがわかった。

キャンプ・ハンセンでは、これまでに250人を超える新型コロナウイルスのクラスターが発生している。

また、新型コロナウイルスの新規感染者は東京都で76人と、10月13日以来、70人を超えた。

このほか、大阪府で61人、空港検疫で103人など、全国で502人となった。

500人を超えるのは、およそ2カ月半ぶり。

亡くなった人は4人だった。