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沖縄県で、モデルナ社製のワクチンの容器などから見つかった異物について、厚生労働省は、容器のゴム栓の一部の可能性が高いとして、品質に問題はないと発表した。

沖縄県内の接種会場で、国が使用を見合わせているロット番号とは異なる、モデルナ社製のワクチンの開封後の容器や、3本の注射器から黒い異物が見つかった問題で、厚労省は、供給元の武田薬品工業が調査した結果、いずれも容器のゴム栓の一部である可能性が高いと発表した。

注射針をゴム栓に刺し込んだ際に、ゴムの一部が削り取られて混入したとみられていて、厚労省は、注射針はフタに対して垂直に刺すよう、自治体に注意を呼びかけているが、「ワクチン自体の品質に問題はない」としている。