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玉ねぎ、トマトの廃棄削減に成功

ボリュームたっぷりの肉にとろーりとろけるチーズをかけた、こちらのハンバーガー。
特徴のチリソースには地球に優しい”ある思い”が詰まっていた。

【画像】エプロンは玉ねぎの皮とオリーブ染め

東京・青山の「自由が丘バーガー青山店」で提供されるチリバーガーに使われるチリソースは、11種類の調味料を配合した オリジナルのスパイスに、本来捨ててしまうはずの玉ねぎとトマトの 切れ端を使用している。

この取り組みにより、月間で玉ねぎ約102キロ、トマトは約90キロの廃棄削減に繋がるという。

また、今年7月から提供を開始した「神コーラ」は、奄美大島産サトウキビを使用した砂糖や柑橘類、シナモンなど自然の素材をふんだんに使ったクラフトコーラだ。

エプロンは玉ねぎの皮とオリーブ染め

一方、サステイナブルな取り組みはメニュー以外にも…

店員が着用しているユニホームのTシャツは洋服のリサイクル会社とのコラボレーションアイテムで、エプロンは玉ねぎの皮とオリーブで染めた天然素材のものとなっている。

こうした取り組みにより、環境問題などを意識する若い世代がスタッフとして働きに来ることも多いという。

このサステイナブルな取り組みが見据える未来はハンバーガーショップにとどまらない。

J Style 代表取締役 村上淳一さん:
食材で捨てる部分がけっこうありますが、それを使って洋服やクレヨンをつくる取り組みをしている会社が増えているので、そういう人たちとつながれる機会が欲しい。
食材の捨てる部分をすべて提供して、そこからまた新たな形で生まれてそれを自社のブランドとして販売できるというルーティンを会社として作れたら面白いなと。

(「Live News α」11月29日放送分)