東京五輪・競泳男子200メートル個人メドレー決勝で、瀬戸大也選手(27)が4位、萩野公介選手(26)が6位でフィニッシュし、日本勢は惜しくもメダルを逃した。
瀬戸選手は得意の400メートル個人メドレーなど2種目でまさかの予選落ち、崖っぷちで臨んだ200メートル個人メドレーの決勝の舞台だった。
試合後のインタビューで、100分の5秒の差でメダルを逃した瀬戸選手は「今のコンディションのなかで全力を尽くせた」「もっと活躍したかったが今できる精一杯のことはできたのでスッキリしている」と話した。
萩野選手と一緒に決勝のレースに臨んだことについて聞かれると「公介と入場するときに直前にグータッチしてすごい心強かった。メダルは取れなかったがそれ以上に幸せな時間を過ごせた」「2人で戦えたことが本当に幸せだった」と振り返った。
萩野選手も「ずっと一緒に泳いできて、最後東京オリンピックの舞台で泳げてうれしかった」と瀬戸選手と2人で戦った決勝のレースを笑顔で振り返った。
(写真:時事)