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「やっぱりミックスナッツが効果的?」「どのくらいの量がベスト?」「便秘も気になる」… ただ痩せるのではなく、健康的に美しく痩せたい! そんな女性の理想を叶えるために、“すごいナッツの魅力”を解説します。食べるのがシンドイときは飲み物でもOK! 取り入れやすいものを選びましょう。

【目次】
・【おやつ・間食】減量に成功した女医もおすすめ
・毎日しっかり取り入れるなら【アーモンド】
・アーモンドミルクを使った【レシピ】

【おやつ・間食】減量に成功した女医もおすすめ

【1】おやつに取り入れよう

「ナッツダイエット」といっても食事を置き換えるわけではないので、どのタイミングで食べたらいいのでしょうか?

教えてくれたのは… 日比野佐和子先生
[医療法人康梓会Y’sサイエンスクリニック広尾(東京都港区)統括院長。現在、身長160cm・体重52kgで、ダイエットに成功した頃の体重をキープ中]

≪ダイエットがうまくいかない≫
『○○抜きダイエット』という名前がつくような、「食べてはいけない」という禁止事項を設けたダイエットはストレスになりがち。食べることを無理に我慢するのではなく、今までの食べ方を変えていくことがダイエットでは大切です。

おやつに取り入れよう
(c)Shutterstock.com

≪ナッツを取り入れるポイントは?≫
空腹時間が長くなるほど、食事をとったときの血糖値が急激に上がるため脂肪が溜まりやすくなります。3食の間に間食を挟むようにしましょう。ナッツは血糖値が上がりにくいのでおすすめです。

≪過去のダイエット失敗談≫
1日2食にするダイエットを実践したこともありますが、いつもより1食分少ないのだからと、1食分で大量に食べて失敗してしまいました。

42歳で-15kgに成功した女医が教えるおすすめのやり方

■コンビニで便利に

ちょっと小腹がすいたときに、コンビニで購入できるのも嬉しいナッツ。

■コンビニで便利に

ナチュラルローソンの素焼きナッツシリーズ。ダイエッターなら、無塩・無糖タイプを選ぶのがマスト!

【スーパーカップ】復活フレーバーをより美味しく食べる

■100均で手軽に

■100均で手軽に

[写真:上]100均なら「ちょっとお試しで」という人も手軽に始められる。ちょうどいいサイズ感なのも魅力。

ナッツはダイエット以外にも嬉しい効果が期待できます。

100円でこのクオリティ!?「中の人」もリピートする名品

【2】パサパサ便秘タイプにもおすすめ

「便秘がちで体が重たい」…というときは、腸活も合わせて意識したいですね。

\教えてくれたのは…/
国際中医薬膳師・漢方アドバイザー:大木さと子さん

≪パサパサ便秘タイプ≫
・いつも便がコロコロしていて水気がない
・顔色の赤みが少ない
・めまいやふらつきなどがある

そんな便秘タイプの人は、“血の気”を補ったり腸をうるおすナッツがおすすめです。

【旅の便秘】お薬を飲む前に知っておきたい東洋医学

【3】老廃物の排出をサポートするナッツ

ミックスナッツならバランスよく栄養素を摂取できますが、便秘や肩こり・頭痛・疲れ・生理不順などが気になる“めぐり”が悪い人におすすめなのはクルミです!

老廃物の排出をサポートするナッツ

ナッツはひと粒あたり50〜60%が脂肪分。ナッツの脂肪分はカラダによいとされる不飽和脂肪酸です。ナッツの中で特に理想的に脂肪酸が含まれているのがクルミ。

≪クルミの栄養素≫
・良質な脂肪分
・便通をスムーズにしてくれる食物繊維
・筋肉を構成するタンパク質
・代謝を高めるミネラル
・お肌にいいビタミン など

≪おすすめの取り入れ方≫
・無塩のものを選ぶ
・ローストすることで栄養価アップ
・1日25g程度を目安に(食べすぎ注意)

コンビニでおやつを選ぶなら… 絶対に〝アレ〟!

毎日しっかり取り入れるなら【アーモンド】

【1】ダイエット女子の味方アーモンド

教えてくれたのは… 井上浩義先生
[慶應義塾大学医学部科学教室教授。医学博士。理学博士]

井上教授が行った検証試験では、毎日25粒のアーモンドを食べ続けるだけで、他の食事や生活は全く変えなくても半年後に平均3.4kgやせたという結果が報告されています!

≪アーモンドのパワー≫
1. 腹もちがよく無駄食い防止
2. 食物繊維で便通を促す
3. 咀嚼が増えて満腹感UP
4. 良質な脂質が脳に満足感を与える
5. 腸が活発に働く&血行促進で基礎代謝UP
6. ホルモンバランスが整い太りにくい体に

【2】ビタミンEが豊富

ダイエットしながら美容効果も期待できるアーモンド!

ビタミンEが豊富
(c)Shutterstock.com

『アーモンドのビタミンE含有量は、全食品中でもトップクラス!

≪ビタミンEのはたらき≫
・強力な抗酸化作用をもつ
・酸化ストレスから体をまもる
・血行促進作用で若々しさキープ

ビタミンEは美と健康に欠かせないアンチエイジングビタミンなのです』(井上浩義先生)

【3】アーモンドはドリンクでもOK!

アーモンドはドリンクでもOK!
(c)Shutterstock.com

『「毎日25粒を食べるのはキツイな」という人は、アーモンドミルクでもOK。牛乳と比較すると、低カロリー・低糖質・コレステロールゼロで乳糖やグルテンも含まないため、これらの物質に過敏な人や不耐症の人でも安心です』(井上浩義先生)

アーモンドで? ダイエットや美肌が叶うって本当ですか?

アーモンドミルクを使った【レシピ】

【1】アーモンドミルク甘酒

アーモンドミルク甘酒

牛乳が苦手な人にもおすすめのドリンク。アーモンドミルクは無糖の甘酒と好相性で、優しい甘さと美味しさに大満足!

≪作り方≫
アーモンドミルクと甘酒を1:1で割って、電子レンジで熱々に温めるだけ。

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【2】抹茶入りホットアーモンドミルク

抹茶入りホットアーモンドミルク

甘いドリンクが飲みたくなったら、ヘルシーなこの一杯がおすすめ! 自然の甘みで香ばしい味わいです。

≪作り方≫

1. アーモンドミルク(250ml)を小鍋で温める。

2. 小さなボウルに抹茶(小さじ1/2)と[1]のアーモンドミルクを大さじ1だけ入れてよく溶き混ぜる。

3. 残りの[1]を加えて完成!

※一気に混ぜるとダマになるので注意しましょう。

おうちで簡単! 美人ドリンクレシピ

【3】アーモンドミルクのグリーンスムージー

アーモンドミルクのグリーンスムージー

オリゴ糖が多いといわれている“熟したバナナ”を使うのがおすすめ。砂糖を入れないので、素材の味をしっかり楽しめます。

≪作り方≫

1. 皮をむいて凍らせたバナナ1本・皮をむいたキウイ1/2個・沸騰したお湯でさっと下茹でした小松菜50gをざく切りにする。

2.[1]をなめらかになるまでミキサーにかけ、器に注いで完成!

※バナナは凍らせてなくてもOKです。

【4】アーモンドミルクスープ

アーモンドミルクスープ

玉ねぎやにんじん、彩りきれいなミックスビーンズなど、好みの野菜でつくるスープです。

≪作り方≫

1. 鍋にオリーブオイルを熱し、野菜をさっと炒める。

2. 水300mlを加え、蓋をして野菜がやわらかくなるまで弱火で煮る。

3. 無糖のアーモンドミルク150mlと、顆粒のコンソメを入れてひと煮たちさせる。

4. 塩コショウで味をととのえて完成!

【アーモンドミルク】簡単アレンジで身体環境をサポート!

【5】アーモンドミルク鍋

アーモンドミルク鍋

野菜の栄養もたっぷり! あったか鍋で冷え対策にも◎

≪作り方≫

1.[スープ作り]アーモンドミルク(400cc)・水(400cc)・白だし(大さじ1)・塩(小さじ1/4)を混ぜておく。

2.[ソース作り]粒マスタード(大さじ1)・味噌(大さじ1)・きび砂糖(小さじ1)・アーモンドミルク(大さじ2)を混ぜておく。

3. 鍋に[スープ]と好みの具材を入れ、中火にかける。

4. 具材に火が通ったら器に取り分け、好みで[ソース]をかけて完成!

※残ったスープにピザ用チーズを加えて、リゾットをつくるのもおすすめです。

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