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北海道の道東の標津町で19日、国後島から泳いできたとして話す38歳のロシア人男性が、保護されたことで話題になった。この男性は亡命のため国後島から泳いできたと主張していた。しかし、服が濡れていた様子がないなど不審な点もあるなどの報道もでていた(のちに服や靴、リュックサックなどを日本円で購入していたことが判明した)。その後の24日、在札幌ロシア総領事館により、このロシア人がV・ノカルド氏とみられると発表され、ロシア大使館側は面会を求めたが、現時点では日本政府側の判断により面会には至っていない。それから10日以上が経過したが、現在も扱いには苦慮しているようだ(TBSNEWS読売新聞毎日新聞)。

北海道新聞によれば29日、本当に国後島から来たのであれば、北方四島を日本固有の領土とする日本政府の立場に合わせた場合、男性は国内を移動したに過ぎないとも解釈できるなどと報じられていた。しかし同日の夜、同じ北海道新聞で日本政府が難民に該当しないと判断したとする報道が行われている。曰く、日本政府はロシア人男性をロシアから国後島を経て不法入国した外国人として扱い、難民としては扱わないと判断した模様。9月にロシアに送還されるとの報道がでている(北海道新聞北海道新聞その2北海道文化放送共同通信)。

あるAnonymous Coward 曰く、

泳いで北海道にくるということを想定しておらず日本の法律的には国内移動扱いだそうだ。

では、今現在北方領土に住んでいるロシア人はどのような立場になるんだろう。

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