以前のアップデートから『ポケモンユナイト』にて「イワパレス」が目立つようになりました。めちゃくちゃに強いポケモン……というわけではないのですが、けっこう厄介な存在です。
イワパレスが「からをやぶる」で縦横無尽にステージを走り回り、心をかき乱されて負けてしまったなんて人もいるのではないでしょうか。最近はよく見かけるので、きちんと対策をしておきましょう。
◆現在のイワパレスの動き方
いまのイワパレスは「からやぶ型」と「がんせきふうじ型」の2種類に分けることができます。
からやぶ型は野生のポケモンを倒しひたすらゴールを目指すタイプ。最近強化された「ステルスロック」を使うイワパレスが多めです(「シザークロス」を使うイワパレスもいなくはないです)。
がんせきふうじ型はディフェンダーとしてレーンを守るタイプ。こちらはかなりレアなタイプではありますが、きちんと連携が取れていると厄介です。
◆イワパレスの恐ろしい点
正直、がんせきふうじ型はかなりレアなのでからやぶ型を対策すればいいでしょう。ではこのタイプのイワパレスの何が厄介かというと、ゴールを決めまくって強くなるところです。
この手のイワパレスは、「ゴールサポーター」や「エオスビスケット」などでゴールをするたびにステータスを上げてくるのでどんどん硬くなっていきます。序盤はまずゴールを防げないですし、中盤はユナイト技を使われるとシールドが硬すぎて止められません。
また、「エネコのしっぽ」とステルスロックを組み合わせてカジリガメやサンダーを狙ってくるケースも少なくありません(ほかは「ゴールかそくそうち」持ちの場合が多いです)。
カサカサ動いてとにかくゴールを狙ってくるので、追いかけるのが本当にたいへんです。特にスコアが倍増する終盤は要注意。
◆イワパレスの弱点は超シンプル!
ではどう対策すればいいかですが、まず上ルートのゴールを狙ってくるからやぶ型イワパレスは無視しても大丈夫なケースが多いです。極端な話、上ルートのゴールは2つとも壊されても負けには直結しないからです。
また、序盤・中盤にゴールを壊しまくるイワパレスもそこまで驚異に思わなくてかまいません。残り2分になってからのほうが得点効率はいいわけですし、サンダーをとればむしろ確実に逆転できます(相手は奥のゴールしか残っておらず、終盤にゴールを決めづらくなるため)。
問題があるとすれば、サンダーがとれないような試合です。この場合は序盤・中盤の点数差もかなり痛いですし、終盤にイワパレスがゴールを決めてくると非常に厄介になります。
あるいは、下ルートを狙ってきたり、きちんとサンダーに絡んでくるイワパレスはなかなかに厄介です。とはいえ、攻撃技がステルスロックだとできることが少ない(基本的に集まっているところを妨害するくらいしか攻撃方法がない)ため、広い場所で誰かが牽制して近寄らせなければそこまで問題ありません。カビゴンの「とおせんぼう」やヤドランの「テレキネシス」で強引に止めるのもアリです。
やはり強ポケモンというわけではないので、危険な状況だけ把握しておいて対応するのがイワパレス対策のポイント。やたらと目立ちますが心をかき乱されないようにしましょう。