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政府は、首都圏3県と大阪府への緊急事態宣言の発令などを正式に決定し、菅首相は会見で、感染抑制への覚悟を示したうえで、国民に理解と協力を求めた。

菅首相「8月末までの間、今回の宣言が最後となるような覚悟で、政府を挙げて全力で対策を講じてまいります」

菅首相は、「デルタ株(インド型変異ウイルス)の出現によって、若い世代の人でも重症化リスクが高まっている」と述べ、「ワクチン接種に総力を挙げる」とともに、「飲食店による感染リスクを減少させることが肝だ」とした。

一方、東京オリンピックの開催と感染拡大の関係については、あらためて否定した。

会見に先立ち開かれた対策本部では、首都圏3県と大阪府を宣言対象に加え、北海道などにまん延防止等重点措置を適用することが正式決定した。

また、これらにあわせて東京と沖縄への宣言の期間も延長し、いずれも8月31日までとした。