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東京オリンピックも大会9日目。
野球の侍ジャパンは、準々決勝進出をかけてメキシコと対戦。

劇的なサヨナラ勝ちで3大会ぶりのオリンピック初戦を飾った日本。
準々決勝進出をかけ、広島のエース・森下暢仁選手が先発マウンドにのぼったが、不安定な立ち上がりを狙われ、初回に1点を失う。

それでも2回、浅村栄斗選手、菊池涼介選手のヒットでチャンスを作ると、9番の甲斐拓也選手がセンター前ヒットを放ち、日本は同点に追いついた。

日本は続く3回にもチャンスを作り浅村選手。
ボテボテのピッチャーゴロも守備がもたつく間に、サードランナーが一気にホームイン。

坂本勇人選手が気迫のヘッドスライディングで勝ち越しに成功した。

そして、4回には待ちに待った一発が飛び出した。
レフトへ逆風の中を切り裂いて入ったホームラン。

オリンピック13年ぶりの一発は、山田哲人選手のスリーランホームラン。

さらに、7回には初戦でサヨナラヒットの坂本選手。
レフトへ大きな打球が飛び込みホームラン。

一発攻勢でリードを広げた日本。最後は守護神・栗林良吏選手が3人で抑えて2連勝。
予選リーグ1位で準々決勝進出を決めた。

山田哲人選手「なんとか結果を出そうとコンパクトに振りに行ったんですけど、ホームランになってくれて良かった。金メダル獲得に貢献できるように頑張りたい」