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温室効果ガスと廃棄物を減らすため、使い捨てのアルカリ電池の販売をやめる。

家具販売店大手「イケア」は、使い捨てアルカリ電池の販売を7月いっぱいで終了し、より環境負荷の少ない充電式電池の販売へ切り替える。

温室効果ガスの排出量や、電池ごみを減らすことが主な目的。

イケア・ジャパン 照明担当・長谷川七海氏「2019年度で世界中のイケアで、アルカリ電池は約3億本ほど販売していた。アルカリ電池をやめることで、50回の充電だけでも、世界中で年間約5,000トンの廃棄物の削減につながっている」

今回は日本国内を対象とした動きだが、今後は10月末をめどに世界でも販売を終了し、サステイナブルな充電式電池へ切り替えることを目標としている。

ごみ削減に向けた取り組みは、ほかにも…。

イケア・ジャパン 照明担当・長谷川七海氏「イケアの使っているプラスチック製品、2030年までにはすべて再生可能なものや、再生可能な素材のものに変えるということを掲げて大きく取り組んでいる。寝具類はプラスチックに包まれていることが多いが、そういったものも廃止していき、どんどんプラスチックを減らしている。ゼロに近い状態にしたい」