東京オリンピック、競泳男子200m個人メドレー決勝。
これまで、本来の力を出せていない瀬戸大也選手(27)。
そして、瀬戸との決勝進出を「神様からの贈り物」と語った萩野公介選手(26)。
2人は、リオオリンピックでそろって表彰台に上がるなど、幾多の名勝負を繰り広げてきた盟友。
歓喜のシーンを再現できるのか。
まずは、萩野選手が背泳ぎで上位に食らいつき、前半を3位で折り返した。
しかし、次の平泳ぎで順位を落とすと、今度は瀬戸選手が3位に追い上げたが、惜しくも100分の5秒差で瀬戸選手は4位。
萩野選手は、後半順位を上げられず6位。
小学生のころから、切磋琢磨(せっさたくま)してきた2人。
メダルには届かなかったが、お互いをたたえ合った。
瀬戸大也選手「自分自身は公介がいなかったら、ここまで上がってこられてないと思いますし、公介がいたから本当に自分の水泳人生が大きく変わっているのは間違いないので、本当に幸せですし、大切な存在です」
さらに、その後のインタビューで…
瀬戸大也選手「去年、自分の本当に身勝手な行動でめちゃくちゃ迷惑をかけて、それでも応援してくださる方がいる幸せを感じましたし、今回、結果としては恩返しできなかったですけど、これからもどんどん成長していく姿を見ていってもらえたらいいなと思います」
萩野公介選手「結果としては、望む結果にはできなかったですけど、素晴らしい舞台で、素晴らしい仲間たちと泳げたことを本当に誇らしく、すごくうれしく思ったし、水泳を苦しいって思っている時期もあったけど、続けてきて本当によかったなと思います。今まで出たオリンピックの中で一番幸せですね」
