都内に住む女子高生の遺体が見つかった事件で、逮捕された夫婦のうちの妻が「女子高生が夫と親密だと思い、会わないでくれと言った」と話していることが分かった。
群馬県・渋川市の小森章平容疑者(27)と妻の和美容疑者(28)は、東京・墨田区の高校3年生・鷲野花夏さん(18)の遺体を、山梨県・早川町の物置小屋に遺棄した疑いがもたれている。2人は容疑を認め、鷲野さん殺害についても関与をほのめかしている。
調べによると、小森容疑者と鷲野さんは、2年前にツイッターを通じて知り合い、その後、連絡を取り合っていた。妻の和美容疑者が、鷲野さんに対し「3人で話し合いましょう」と誘い、8月28日、小森容疑者、和美容疑者、鷲野さんの3人で会うことになったとのこと。
調べに対して和美容疑者は「夫と親密だと思い、鷲野さんに会わないでくれと言った」と供述。一方、小森容疑者は「妻に嫉妬された」と話している。警視庁捜査一課は、交際をめぐるトラブルから、小森容疑者と妻の和美容疑者が、鷲野さんを殺害した可能性もあるとみて捜査している。