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CDC(アメリカ疾病対策センター)が、アメリカの一部地域で調査した結果、感染者のおよそ4分の3が、ワクチン接種を終えていたにもかかわらず感染していたことがわかった。

これは、CDCが東部マサチューセッツ州の人気観光地で新型コロナウイルスの陽性が判明した469人を調査したもので、74%にあたる346人が、ワクチン接種後に感染する、いわゆる「ブレークスルー感染」だった。

さらに、このうち79%に咳や発熱などの症状がみられたが、入院したのは4人で、死者はゼロだった。

また、陽性だった人の一部(133人)をさらに調べたところ、およそ90%がインド型変異ウイルス「デルタ株」だったこともわかった。

調査が行われた地域は、人気観光地として知られ、7月も多くの人が訪れていたほか、大規模な集会も催されていたという。