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素組でもこんなにきれい

このリバース・トライクは2022年3月にGOODSMILECOMPANYから発売予定の「Figma 1/12 サム・ポーター・ブリッジズ」(以下サム)が搭乗することが可能なキットです。同じく2020年2月に発売されているKOTOBUKIYAのルーデンスも搭乗することが可能です。今回はこのキットを製作してFigmaのサムを出迎える準備をしましょう。

『DEATH STRANDING』について
『DEATH STRANDING』(デス・ストランディング、以下デススト)とは2019年11月8日にKOJIMA PRODUCTION から発売された、小島秀夫監督(以下小島監督)の『メタルギア』シリーズ後、初のビックタイトルです。ゲームはというと「人と人との繋がり」をテーマとしていて、オープンフィールドをサムを操り配達物を目的地まで届けていくというゲームです。ネットワークに接続した際には他のプレイヤー達が残してくれた看板や配達アイテムなどが、サムの配達を助けてくれることがあり、ここでも人と人の繋がりに感謝を覚えるでしょう。

2021年09月24日にはPS5 『DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT』(小島監督はディレクターズプラスと呼びたかったそうです)も発売されています。PS4『デススト』のディスクを持っている人はPS5『デススト ディレクターズカット』へ1,100円でアップデート可能なのでPS4版をまだ所有していて『ディレクターズカット』をゲットしていない人はぜひチェックしてみてください。私もこの金額で『ディレクターズカット』にすることができると知らなかった元配達中毒者の一人でした。

デスストの想い出

プレイした皆さんの中にはデスストとの想い出がいくつかあるのではないでしょうか?私は以下の5つが強く残っています。

ゲーム内で人を殺めてしまうと大変なことが起きる!
配達中毒に陥る!
郵便/配達業者にとても感謝するようになる!
誕生日を祝ってもらえる!
Prime1 から発売された ストランドキーホルダーを手に入れるため新宿で長蛇の列を並ぶ!

「リバース・トライク」を素組
さて、まずはパッケージを開いてランナーを確認してみます。ランナーは全部で17枚。小学生か中学生の頃、SUZUKIのKATANAのプラモデルを作ろうとしたがスナップフィットではなかったため製作を断念した記憶があります。しかし、本キットはスナップフィットなのでそんな事は起きなさそうです。

リバース・トライクにはオンモードとオフロードモードがあるが本キットは選択式です。可能であれば差し替えで両方簡単に再現できると嬉しかったですね。苦渋の選択ではありましたが、今回はオンロードを作成することにしました。ここで注意して欲しいのですが2021年11月15日に水転写デカールの不良がKOTOBUKIYAから発表さました。まだ製作していない方はこちらのHPをチェックして、正しいデカールを取得してください。

スマホで簡単に撮影した素組のリバース・トライクがこちら。タイヤがプラパーツということもありタイヤ周りとシート周りに発生してしまう合わせ目が少し気になるポイントではあります。しかし、未塗装の段階で既に存在感があり、とても良いできだと思いました。パーツによってつや消しスプレーと光沢スプレーを上手く使いわけて、デカールを貼れば十分な再現度になりそうな気がします。

「リバース・トライク」を全塗装
さて、塗装をしなくても十分にかっこいいキットになりそうなのですが、プラモデルのスキルの向上を兼ね今回は全塗装に挑戦することにしました。全塗装とともにテーマとしたことはこの二つです。

タイヤ周りをUV発光で光らせたい
カーボン風塗装にチャレンジしたい

まずは素組したリバース・トライクと説明書をよく見て、計画をたてて行くことにしました。

合わせ目処理をおこなう箇所を説明書に記入
後ハメ加工をする箇所とやり方を説明書に記入
1と2から塗装をしながら合わせ目処理をする必要があることが発覚
カラーリングをゲーム上でシミュレーション
塗装と組立を行いながら臨機応変に対応

時間が限られているため、合わせ目処理には瞬間接着剤を使用しました。後輪の合わせ目処理はしたのですが、前輪の合わせ目処理やシート/タンク周りの合わせ目処理に関しては、その後の塗装で必要となる細かいマスキング作業と塗装ミスによるリスクを考え、断念することにしました。

俺のリバース・トライクがここに誕生!!
素組の写真が白背景だったので、まずは比較のため同じく白背景を用いた、塗装後のフロント、サイド、リアの写真がこちらです。いかがでしょうか?ゲーム内の通常のリバース・トライクではエンジン周りを金色にできないのですが、後に製作できるようになるリバース・トライク RIDEタイプではエンジン回りが金色でイメージしていた完成形に近く、参考にさせてもらいました。

まだ、Figmaのサムが来ていないので写真のバリエーションこそは少ないですがリバース・トライクの「推写真」がこちらです!!

カーボン風塗装、各部のゴールド塗装、ボディーのマットブラック、一部至らない点があるかも知れませんが、全体的に高級感を感じる様なカッコイイ仕上がりになったのではないでしょうか?今回はリバース・トライクの純粋なカッコ良さを見せたかったため、リアキャリアーやデカールは使用しないでおきました。

総評:★★★☆☆(★5中 ★3つ)

[いい点]

・1/12スケールであり、色々なフィギュアやプラモデルが搭乗可能

・スナップフィットのため作りやすい

・無塗装でも色分けや水転写デカールにより再現度が高め

・サムが搭乗可能なキット!!

[気になる点]

・金額の割にはオンロードとオフロードが選択式なのが残念

・タイヤがプラパーツのため合わせ目が発生
最初に書いたとおり、このリバース・トライクに乗せることができるFigmaのサムも2022年3月に発売予定です。彼の出迎え準備はこれでほぼほぼ完了と言っていいのではないでしょうか?本記事を見てリバース・トライクが欲しくなった人は店頭で見かけたらお出迎えすることをおすすめします。(発売からしばらく経ってしまっているため)。そして、Figmaのサムの購入を悩まれている人はリバース・トライクと合わせてぜひ購入検討をして欲しいです。自分で作りあげる2.5次元の世界も素敵だと思います。

敵をやっつけることに疑問を感じたり、疲れを感じた人はぜひ『DEATH STRANDING』をプレイしてみてはいかがでしょうか?KOJIMA PRODUCTIONは新タイトルに向けて人員も募集しています。今まで新しいジャンルを作り続けてくれた小島秀夫監督の新タイトルが楽しみです。

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