共同通信社
自民党の岸田文雄総裁(64)は4日午後、国会で指名を受け、憲政史上の節目となる第100代目の首相に就任した。首相は同日夕に組閣を終え、岸田内閣が発足した。
岸田首相は首相官邸で開いた会見で自らの内閣を「新時代を共につくる新時代共創内閣」と表現し、喫緊の課題と捉える新型コロナウイルス対策、経済政策に取り組む考えを示した。
会見では、ポスト・コロナ時代を見据えながら、経済政策に力を入れる考えを強調。新型コロナウイルスの感染拡大に伴うデジタル化の加速と言った社会変革を引き合いに、経済・社会ビジョンを策定し具体的な政策を作り上げる「新しい資本主義実現会議」を立ち…