「建設業のコロナ禍での景況感とテクノロジーへの期待」に関する読者調査、〆切迫る!

BUILT編集部では、建設業の課題解決となるメディア作りのため、毎年恒例の「読者アンケート」を2022年1月末まで実施しています。アンケートは10分ほどで終わる内容です。いただいたご意見は、これからのメディア運営に活用させていただきます。…

耐火性能検証とBIMのデータ一元化で7割以上の業務削減、大林組の設計システム「SHAREDTIK」

大林組は、BIMと相互連携させることで、耐火性能検証に用いるデータの抽出、計算、出力のフローを自動化する設計システム「SHAREDTIK」を開発した。設計システムは、デジタライゼーションを駆使しており、建物の価値向上を図り、設計業務の変革にも寄与する業界初の取り組みと位置付けている。…

閉鎖循環式陸上養殖の実証実験をスタート、奥村組

奥村組は、閉鎖循環式陸上養殖事業の展開を目標に掲げ、茨城県つくば市で保有する技術研究所内で、陸上養殖技術に関する実証実験を行っている。今回の実証実験を経て、技術の課題をクリアし、陸上養殖システムを確立した後、陸上養殖魚の生産・販売を目指す。例えば、日本各地の遊休不動産などを活用し地域の名産品を創出するなど、地方創生のコンテンツとして利用するけでなく、都市部などの大消費地で安全・安心な陸上養殖魚を新鮮な状態で提供するといった幅広い利活用を検討している。…

三井住友建設がPCa部材管理システムを現場で運用開始、ペーパーレス化と省力化を実現

三井住友建設はグループ会社のSMCプレコンクリートが茨城県で保有する茨城工場に部材管理システム「PATRAC-DL」を導入したことを公表した。茨城工場では、PATRAC-DLを採用することで、部材に貼り付けたRFIDタグにより、生産管理情報のトレーサビリティーが製造工場から建設現場まで広がり、部材データのシームレスな一元管理と、実現場での受入検査や記録作業の効率化、省力化を実現した。…

戸田建設が水素と酸素で構造物を切断する工法を開発、山留壁の切断撤去工事に適用

戸田建設は、日酸TANAKA、岡谷酸素とともに、コンクリート構造物の解体工法である「マスカット工法」に環境負荷低減要素を追加した「マスカットH工法」を開発した。マスカット工法は、可燃性ガスとして水素系混合ガスを使用するが、マスカットH工法は水素ガスのみとすることで、燃焼時は水のみが発生し二酸化炭素が生じない。さらに、マスカット工法の適用範囲は、RC造などの(他にCFT造、SRC造などの鋼材とコンクリートで構成される)構造物だったが、新工法は、ソイルセメント柱列壁(土とセメント系懸濁液を混合攪拌して地…

低騒音・低振動で地盤密度を増大させる液状化対策工法を開発、大成建設ら

大成建設、三信建設工業、大成ロテック、成和リニューアルワークスは、低騒音・低振動のボトムフィード方式で周辺地盤の密度を増大させる液状化対策工法「TS-improver」を開発した。今後、4社は、土木・建築分野を問わず、低騒音・低振動で地盤密度を増大させる液状化対策工法として新工法を提案していく。…