逃げる人を“捕まえる姿” 大阪放火殺人 防カメに容疑者

大阪・北新地で起きた放火殺人事件で、容疑者の男が、外へ逃げる人を捕まえようとする姿が、防犯カメラに映っていたことがわかった。
12月17日、大阪・北新地の心療内科クリニックで、25人が死亡した放火殺人事件で、警察は、容疑者を谷本盛雄容疑者(61)と特定している。
クリニック内の防犯カメラには、谷本容疑者が、紙袋を床に置いて蹴飛ばし、液体が漏れ出たあとに、火が出た様子が映っていた。
さらに、火災が起きたあと、谷本容疑者が外へ逃げる人を捕まえようとする姿が、映像で確認されたことが、捜査関係者への取材でわかった。
また、谷本容疑者の自宅とみ…

東京・歌舞伎町で立ち入り検査 大阪放火殺人を受けて

大阪・北新地のクリニックで起きた事件を受けて、東京・歌舞伎町の雑居ビルに立ち入り検査。
事件現場の建物と同様に、階段が1つしかなく、3階建て以上のビルを対象に、歌舞伎町で立ち入り検査が行われ、東京消防庁が、避難経路となる階段に物が置かれていないか、防火扉が適切に開閉できるかなどを確認した。
小池都知事は21日、「同様のビルが都内に8,000棟あり、そのうち、2,300棟を優先して検査する」と発表した。
東京消防庁によると、指摘を受けた2,300棟は、過去に検査が行われていなかったり、指導を受けたビルなどで、都は2022年2月末までをめどに…

消毒用アルコール塗られた同僚の背中に着火 厩務員の男性を不起訴 さいたま地検

消毒用アルコールが塗られた同僚の体に火をつけた疑いで逮捕された厩務員の男性について、さいたま地検は不起訴処分とした。
浦和競馬場の厩務員の39歳の男性は、12月11日夜、さいたま市内のスナックで、消毒用アルコールが塗られた騎手の男性(21)の背中にライターで火をつけ殺害しようとした疑いで逮捕された。
騎手の男性はやけどをしましたが、命に別条はなかった。さいたま地検はきょう付で、この厩務員の男性について不起訴処分にしたと発表した。不起訴の理由についてさいたま地検は明らかにして…

タイ政府 外国人観光客“隔離なし”受け入れ停止 世界的「オミクロン株」感染拡大を受けて

オミクロン株の世界的な感染拡大を受け、タイ政府は、21日から、外国人観光客を隔離なしで 受け入れることを停止した。
タイ政府は、11月から、日本を含む外国人観光客を、ワクチン接種済みであれば、隔離なしで受け入れてきたが、これらの措置を21日から1月4日まで一時停止することを決めた。一方で入国の申請中や、すでに入国の許可を得ている9万人の観光客は隔離なしで入国できる。
それ以外の外国人観光客は、7日間から10日間の隔離が必要となる。タイ政府は、1月4日頃に、 感染状況を見て措置を延長するかどうかを含めて検討するとしている。タイ国内では、21日ま…

ロボットがピーマンを収穫 農家の労働力不足を解決する「優しい収穫ロボ」の実力

農家の課題を解消へ
軽トラックを購入する感覚で導入してほしいという、農家に寄り添った収穫ロボットとは。
【画像】ピーマン収穫ロボットL
まるまると育ったピーマンを収穫するロボット。 これまでになかった工夫がなされている。
農業が抱える問題と向き合っているスタートアップ企業「AGRIST」が今、取り組んでいるのが…。
AGRIST・高橋慶彦取締役COO: (問題は)収穫をするという部分の労働力。今パートや外国人がそこを担っているが、その部分の高齢化やそもそも地域にその仕事をする人がいないというのが非常に大きな課題となっている。
高齢化などによる…

岸田首相会見 水際対策 当面の間延長 常に制度の見直し行う

岸田首相は、臨時国会の閉会を受けて、21日午後7時から記者会見をした。
この中で、岸田首相は、オミクロン株の感染拡大を受け、外国人の新規入国の原則停止などの水際対策を、年明け以降も当面の間、延長する方針を表明した。
岸田首相「外国人の新規入国停止などの水際対策を、11月29日より、『1カ月をめどとして』講じてきましたが、オミクロン株の感染力、重症化リスクなどに関する科学的な評価が、いまだ確立しておりません。このため、年末年始の状況を見極めつつ、当面の間、水際対策を延長することとしました」
さらに岸田首相は、「全ての国内感染者について、オミ…

“日大のドン”脱税で逮捕・起訴 22日ぶりに保釈 妻の立件は見送り

脱税の罪で起訴された日本大学前理事長の田中英寿(75)被告について、東京地裁は、21日夕方、保釈を認める決定をした。田中被告は、保釈保証金6000万円を現金で納付し、保釈された。
【画像】保釈された日大前理事長・田中英寿被告(75)
田中被告は、午後7時すぎ、勾留されていた東京拘置所から外に出てきた。黒い帽子に、黒いマスク姿で、無言のまま、迎えの車に乗り込んだ。
日本大学の理事長だった田中被告は、2020年と2018年に、「誕生日のお祝い」や「理事長の再任祝い」などの名目で、出入り業者から受け取った得たリベートなど、合わせておよそ1億…

新たに17人オミクロン株感染 アフリカから帰国の男性など

新たに、17人のオミクロン株への感染が確認された。
東京都では、アフリカから帰国し、ホテルに宿泊待機していた40代男性のオミクロン株感染が確認された。
また、群馬県では、濃厚接触者として宿泊療養施設に入っていた50代男性の感染が判明し、初めてオミクロン株の感染が確認された。
沖縄県でも濃厚接触者の40代女性の感染が明らかになったほか、空港検疫で、12月12日から16日にかけて、アメリカやイギリスなどから帰国した男女14人の感染が確認された。
国内で、これまでに確認されたオミクロン株の感染者は、82人となっている。