「一帯一路」中国とラオス結ぶ鉄道開通 「債務のわな」のリスク抱える

中国の経済圏構想「一帯一路」の一環である中国と東南アジアのラオスを結ぶ鉄道が、3日に開通した。
中国の習近平国家主席の合図で出発した、国際高速鉄道の始発列車。
3日に開通したのは、中国・雲南省の省都・昆明とラオスの首都・ビエンチャンを結ぶ、全長およそ1,000kmの路線。
これは、中国の経済圏構想「一帯一路」の一環で、鉄道はタイ、マレーシア、シンガポールを結ぶことを目指していて、今回は最初に完成した路線となる。
一方で、ラオス国内の総事業費のうち、7割を中国が負担しているが、残り3割の大半は、ラオスが中国の政府系金融機関からの借り入れ…

【速報】岸田首相「混乱招いた」 日本人含む国際便予約停止で

「オミクロン株」の世界的な感染拡大を受けて、政府が航空各社に日本に到着する国際便の予約停止を要請したことで、日本人の予約が停止されたことについて、岸田首相は2日、「混乱を招いた」として、国土交通省に需要に配慮して対応するよう指示したことを明らかにした。
【画像】ぶらさがりに応じる岸田首相
国土交通省は11月29日、航空会社に対し、12月31日までに日本に到着する国際線の新たな予約の停止を要請した。 予約の停止は海外にいる日本人も含まれ、日本航空と全日空は、要請を受けて日本に入国する予約の受け付けを停止した。 これについて、岸田首相は2日、…

IOC 北京五輪の感染予防対策の見直しも視野に オミクロン株拡大受け

新型コロナウイルスのオミクロン株の感染が世界各国で拡大する中、IOC(国際オリンピック委員会)はFNNの取材に対して、北京オリンピックの感染予防対策の見直しも視野に、今後の指針をまとめていることを明らかにした。
IOCは、10月に公表した北京オリンピックの感染予防対策をまとめたプレーブックについて、「成功を収めた東京大会や中国で取られているコロナ対策を参考に、安心・安全な冬季五輪を開催する枠組みを提供している」とあらためて強調した。
一方、オミクロン株の感染が拡大していることなどを受け、「プレーブックは必要に応じて環境の変化に適応させていくこ…

1日NY株式市場 上げ幅一時520ドル超 3万4022ドル4セント

1日のニューヨーク株式市場は461ドル、続落した。
1日は、取引開始直後は買いが優勢で、上げ幅は一時520ドルを超えた。
その後、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染者がアメリカで初めて確認され、リスク回避の売りが進んだ。
結局、ダウ工業株30種平均は、前の日の終値より、461ドル68セント安い、3万4,022ドル4セントだった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も283.64ポイント下げて、1万5,254.05と続落した。

「自由と安全が証明されていない」女子テニス協会が中国での大会中止を発表

中国の女子テニス選手が一時、安否不明になっていた問題で、WTA=女子テニス協会の会長は 「自由と安全が証明されていない」として中国での全ての大会中止を発表した。
【画像】IOCが公開した彭帥選手とバッハ会長らがテレビ電話したとする写真
女子テニス協会のスティーブ・サイモン会長は1日、「香港を含む中国でのトーナメント開催を直ちに中止する」と発表した。 WTAは、中国共産党元最高幹部との不倫関係の告白後に一時安否不明となった彭帥選手をめぐり、中国当局に「自由で安全であること」を検証可能な状態で証明するよう求めていた。 サイモン会長は声明の中で…