テスラのAutopilot、月と黄色信号の区別ができない

以前、テスラ(Tesla)製の車両に搭載されていたナビゲーションシステムが、前走する車両の荷台に積載されていた信号機を誤認識するトラブルがあったが、今度は空中に浮かぶ月を信号として誤認識したというトラブルが報告されている(ViralHogさんの動画)。

ViralHogさんがYouTubeにアップした動画によれば2021年7月22日、同氏がテスラのフルセルフドライビングのサブスクリプションを購入した直後、地元の4車線の高速道路で試験走行していたところ、通常は前走者がいなければ設定速度を完璧に維持…

米国でテレワーク専門の管理者が人気。経営幹部の可能性も

コロナ禍が続いている状況だが、米国ではテレワーク関連の人材が新たな上級経営幹部へのキャリアパスとして浮上しているそうだ。Bloombergの記事よると、「生産性およびリモート・エクスペリエンス担当バイスプレジデント」という役職は、現在人気のある10の職業のうちの一つであるそうだ。コロナ禍以前からテレワーク自体は世界の労働者の11%ほどおり、今後も20%はリモートワークが残る可能性が高いことから、テレワークによる生産性向上につながる専門担当者を採用することが企業にとって重要なポイントとなってきているよ…

うな重が成層圏に到達

岡谷市にあるウナギ料理の観光荘(岡谷市)は7日、うな重を成層圏に打ち上げることに成功したそうだ。今回の打ち上げは松本市の松本工業高校と協力して行われたもので、11月に実施される本番のデータ収集のために実施されたリハーサルだという(株式会社市民タイムス)。

福島県南相馬市から気球を打ち上げ、観光荘のうな重は1時間22分後に高度33.9キロに到達したとしている。最高高度に到達する時間、うな重の揺れなどのデータを取得したとしている。なお、打ち上げられたうな重は同県沖に着水、関係者が美味しくいただいたと…

ドバイでドローンを使用した人工降雨。化学物質による影響はなし

アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで行われているドローンを使用した人工降雨が話題となっている。同国内では現在、気温は50℃に達することも多く、年間降水量も平均わずか78ミリメートルと少ない。このためUAEは天候を制御できるようにする人工降雨プロジェクトに1500万ドルの投資をしたという(TRF、FOX 13[動画]、ガラパイア、GIZMODO、Smart FLASH)。

このプロジェクトでは、ドローンを使って雲の中に電気的な刺激を与えることにより、雲の中の水滴が結合、降水するという仕組みであると…

取引先会社のサーバーに公開鍵を勝手に設定、不正アクセスし13時間サイトを閲覧不能に

取引先企業のウェブサイトを閲覧不能にした疑いで男が逮捕された。容疑者は2020年3月8日、運営用サーバーに不正アクセスを行い、13時間にわたって閲覧不能にしたと報じられている。このとき男は端末側に秘密鍵、サーバー側に公開鍵を勝手に設定、外部から不正アクセスを行い閲覧不能にしたとしている。公開鍵認証の不正利用による逮捕者は全国初とされる。男と被害に遭った企業の間では、業務内容をめぐってトラブルがあった模様。なお本人は容疑に対して「思い出せません」と否認しているとのこと(毎日新聞、FNNプライムオンライ…

選手村の段ボールベッド、アスリートたちが耐久性テストも炎上、謝罪する事態に

東京2020オリンピックの選手村で使われている段ボール製ベッドが話題となっている。選手村で複数の選手がこのベッドの耐久性を試す動画などを「TikTok」に上げている。その中でも話題になったのはイスラエルの野球代表選手団が26日に上げた動画だ。耐久性を確かめるため、ベッドの上で飛び跳ね、徐々に乗る人数を増やしていった。最終的に9人がジャンプすることにより、段ボール製ベッドは壊れたようだ(Time Out、TBSNEWS、時事ドットコム、読売新聞)。

一方でこの動画は話題になりすぎ、その結果批判意見…

カナダの五輪レポーター、日本のコンビニの虜になる

カナダのCBC記者が開会式以降のツイートでセブンイレブンのことばかりツイートしていたことから話題になっているようだ。Devin Heroux氏がその人で、具体的なツイート等に関してはTogetterのまとめを見てもらったほうが早いだろう。Devin Heroux氏はカナダCBCで日本のコンビニの話題を現地のニュース記事としてもまとめている(Togetterのまとめ、CBC)。

その記事によれば同氏は来日前、今回の2020年東京オリンピックでは、ホテルの宿泊施設を離れることができない、隔離期間の2…

台湾の原発、技術者が制御室を清掃する際に動かした椅子がスイッチのカバーに触れて停止するトラブル

headless 曰く、台湾電力は 7 月 28 日、前日発生した第二原子力発電所 2 号機が停止するトラブルは、スタッフが制御室を清掃する際に主蒸気隔離弁スイッチのカバーを誤って動かしてしまったことが原因だと発表した(台湾電力のニュースリリース、 The Register の記事、 Taipei Times の記事)。

制御室には発電所設備の操作資格を持った技術者のみ入ることが認められており、清掃も技術者自ら行う必要があるという。ところが、27 日の担当者は清掃の際に注意を怠り、椅子を移動したと…

ダイニチ工業、熱電発電システムを用いた自律ロボットを開発

石油ファンヒーターなどの製品を販売しているダイニチ工業は26日、日本初の「熱電発電システムを用いた自律ロボット」を開発したと発表した。このロボットに使用されている熱電発電システムは国立大学法人東京大学、国立研究開発法人産業技術総合研究所、株式会社KELKと共同で開発をしたもの(ダイニチ工業リリース)。

カセットボンベを燃料としており、触媒燃焼を用いた高効率熱電発電システムによってロボット本体を駆動させる。同システムの発電量は70Wと国内でも最高レベルだとしている。カセットボンベ2本搭載でおよそ6…

サニーレタスの水で床がぬれ転倒、スーパーマーケットに2100万円余の賠償命令

過去記事でも床に落ちた天ぷらで客が転倒して賠償命令が出た裁判があったが、今度はサニーレタスだそうだ。スーパーマーケットで買い物中に転倒し、左肘を骨折したとして小田原百貨店に約1億200万円の損害賠償を求めていた裁判で、東京地方裁判所は28日、「サニーレタスから垂れた水で床がぬれていたのに掃除をしていなかった」ことを理由として約2180万円の賠償を命じたそうだ(NHK、時事ドットコム)。

店側は滑りやすいサンダルをはいて急いで買い物をしていたのが原因だとして争っていたが、品田幸男裁判長は、サニーレ…