ひきこもりの息子、すがった先は悪徳業者だった 母の後悔届かぬ返事:朝日新聞デジタル

「息子が泣きながら家を出たときの光景を忘れることはありません」 白い便箋(びんせん)に、強い筆跡で書かれた文字。関東近郊で暮らす80代の女性が昨夏、厚生労働省地域福祉課の担当者らにあてて書いたものだ。 女性の長男は26歳から約20年間、自宅にひきこもっていた。 市役所や保健所、家族会と、考えつく限りの場所…