新型コロナのパンデミックが終息して以前の日常生活に戻るのはいつ頃なのか?

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックによって生活や行動様式が大きく変化する中で、人々は「いつになったらパンデミック前の生活に戻れるのか?」を知りたがっています。そんな疑問についてさまざまな科学者らが回答した内容を、アメリカ・アラスカ州の日刊紙であるアラスカ・ディスパッチ・ニューズがまとめています。続きを読む……

不気味の谷を乗り越えても今度は「大量生産されたヒューマノイドの顔」が人間に不快感をもたらす可能性

人間に高いレベルで外見を似せたロボットや人形に違和感や恐怖心を抱く「不気味の谷現象」は、ヒューマノイドの外観が人間と見分けが付かないほどになると乗り越えられることが報告されています。ところが、新たに日本の研究チームが発表した論文では、「不気味の谷を乗り越えても今度は『大量生産された同じ顔』が不快感を引き起こす」ことが示唆されています。続きを読む……

太陽系の未知の惑星「プラネット・ナイン」が存在する範囲を天文学者が絞り込む

プラネット・ナインとは、太陽系の外側に存在するのではないかと提唱されている「太陽系9番目の惑星」のことですが、これまでプラネット・ナインが実際に観測されたことはありません。新たに、カリフォルニア工科大学の惑星科学者であるマイケル・ブラウン氏とコンスタンティン・バティギン氏が、「プラネット・ナインが存在する可能性が高い範囲」を絞り込んだと発表しました。続きを読む……

ワクチンの接種で新型コロナの後遺症リスクが半減するとの研究結果

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による発熱やせきなどの症状は、発症しても短期間で回復する人もいれば、数週間~数カ月も症状が続くという「Long COVID」を経験する人もいます。キングス・カレッジ・ロンドンのミケラ・アントネッリ氏らの新しい研究では、ワクチンの接種を2回行った人は4週間以上続くLong COVIDの発症率が半減することが示されています。続きを読む……

現在の気候変動は本当に危機なのか、それとも杞憂か…科学者たちの見解

<温室効果ガス排出量の抑制と経済をめぐる意見の果てしなき対立の「正解」は> 気候変動は間違いなく最大の脅威だ ヘザー・ゴールドストーン(ウッドウェル気候研究センター) 緊急性があり、かつ生死に関わるが、まだ打つ手はある――そんな状況を「非常事態」と呼ぶ。同様な状況でも、既に打つ手がなければ「悲劇」であって、非常事態ではない。 この違いを忘れないでほしい。気候変動は深刻だが、まだ打つ手がある。だから非常事態なのだ。7月末には約1万4000人の科学者が連名で、地球の気候は非常事態にあると改めて宣言してい…

瞳孔の大きさを自由自在に変える能力を持った男性が発見されて科学者を驚かせる

人間の瞳孔は網膜に到達する光を通す穴であり、明るい所では収縮して取り入れる光の量を抑え、暗い所では拡大してより多くの光を取り入れようとします。一般的に瞳孔の収縮・拡大は無意識に行われていますが、ドイツに住む23歳の男性が「自由自在に瞳孔を縮小・拡大する」という能力を持っていることが判明し、科学者を驚かせています。続きを読む……

ラグビーのプレーによる脳へのダメージはあるのか?

スクラムを組み、体と体を激しくぶつけ合うラグビーですが、あまりの激しさ故に体へのダメージはないのかというのも気になるところ。サウスウェールズ大学のトーマス・オーエンス氏らの研究により、ラグビーを1シーズンプレイすることがラガーマンの認知機能などにどんな影響を与えるのかが明らかになりました。続きを読む……

木星のようにガスでできた惑星なら宇宙船が内部を通り抜けることができるのか?

太陽系で最も大きな惑星である木星はガスを主成分とする巨大ガス惑星(木星型惑星)であり、地球のような固い地表を持っていません。「木星がガスでできているなら、宇宙船はその中を通り抜けられるのではないか?」という疑問について、イギリス・レスター大学の惑星科学者であるリー・フレッチャー准教授が回答しています。続きを読む……