モデルナの新型コロナワクチンはファイザー製よりも2倍以上の抗体を産生することが明らかに

日本でもすでにスタートしている新型コロナウイルスワクチンの接種ですが、会場や主催者によって使用されるワクチンの種類は異なります。ベルギーで行われた新しいコホート研究では、新型コロナウイルスワクチンとして最も広く普及しているモデルナの「mRNA-1273」とファイザー・BioNTech SEの「BNT162b2」という2つを直接比較し、どちらがより効果的なワクチンかを調査しています。続きを読む……

なぜ言語学習能力には個人差があるのか?

外国語を学ぶことで、これまでとは違った価値観に触れたり、外国語話者と直接会話したりすることが可能ですが、「外国語の学習」が特に苦手な人もいます。なぜ外国語の学習能力に個人差があるのか、神経学者が1つの解を導き出しています。続きを読む……

ネット上の荒らしは「現実世界でも攻撃的」との研究結果、ネットの方が誹謗中傷が多く見えるのは「現実より暴言が可視化されやすい」から

SNSやインターネット上の掲示板では、相手に暴言を投げかけたり政治的な議論中に攻撃的な態度を見せたりする人が散見されるので、メディアなどではよく「顔の見えないインターネットの匿名性が人を攻撃的にする」と説明されています。しかし、この言説は誤りで、実際にはネット上で攻撃的な人は実生活でも攻撃的だということが、デンマークの研究者らによって明かされました。続きを読む……

ほぼ完全な翼竜の化石を発見 ブラジルで警察が押収

非常に希少な美術品と同様に、絶滅した古代生物の希少な化石にも、かなりの金銭的価値が認められます。ブラジルの警察が発見した翼竜の化石は、保存状態が良く、ほぼ完全な骨格が残されていました。 この化石は、「トゥパンダクティルス […]

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眼がついた人工脳が作製される

<ヒト人工多能性幹細胞(iPSCs)を用いて、眼の発達途上で現れる器官「眼杯」がついた脳オルガノイドを作製することに成功した> 独ハインリッヒ・ハイネ大学らの研究チームは、ヒト人工多能性幹細胞(iPSCs)を用いて、眼の発達途上で現れる器官「眼杯」がついた脳オルガノイドを作製することに成功した。 脳オルガノイドは、左右対称の眼杯を自発的に発生させたという。一連の研究成果は、2021年8月17日、学術雑誌「セル・ステム・セル」で発表されている。 人工的に培養された、ヒトの脳を模倣する三次元の凝集体 脳…

「新型コロナから空気感染の定義を根本的に見直すべき」と専門家が提言

2019年末に発生して2021年8月になっても世界中で猛威を振っている新型コロナウイルスは、咳やくしゃみによって拡散する飛沫(ひまつ)が主な感染経路とされており、飛沫を吸い込んだり汚染された物体の表面と接触したりすることで感染が広がるとされてきました。しかし、世界保健機関(WHO)やアメリカ疾病予防管理センター(CDC)が「新型コロナウイルスが空気感染する可能性」を認めました。さらに、専門医や大気化学者などの専門家で構成された研究チームが、「これまで使われていた空気感染の定義を根本的に見直し、新型コ…

一流のスポーツ選手が非科学的な代替医療にハマりやすいのはなぜか?

一流のアスリートは科学的なアプローチでトレーニングを行いますが、中には科学的根拠に乏しい代替医療を受けている選手も存在します。科学的に有効性が裏付けられていないにもかかわらず、なぜ一流のアスリートが代替医療を信じてしまうのかについて、カリフォルニア大学ロサンゼルス校医学部運動生理学・呼吸器内科のリサーチフェローであるニコラス・B・テイラー氏が解説しています。続きを読む……

「宇宙に果てはあるのか?」を5人の専門家が解説

宇宙は広大であり、現代人の科学技術をもってしても観測可能な宇宙は宇宙全体のほんの一部に過ぎません。宇宙の全体像が分からないということは、「宇宙が無限なのか有限なのかも分からない」ということでもあるため、科学者の間ではさまざまな議論が交わされています。そこで、学術系ニュースサイトThe Conversationが、オーストラリアの研究機関で天文学や物理学を研究している専門家5人に「宇宙は無限?」と質問してその回答をまとめました。続きを読む……

カラスやミツバチと違って「人間だけが数学を扱うことができる」のはなぜか?

数の概念はサルやカラス、ミツバチなど、人間以外の動物も持っており、動物によっては簡単な計算も可能であることがこれまでの研究で判明しています。しかし、数を抽象的な概念のままで扱って理論を体系化する「数学」は人間だけのもの。なぜ人間だけが数学を扱うことができるのかについて、ヨーク大学心理学部の准教授であるシルケ・ゲーベル氏が解説しています。続きを読む……