いま、世界で大きな問題となっている食料品の大量廃棄--。環境省によると、日本では年間600トンもの食品ロスが発生している。本来は食べられるのに廃棄されてしまう食べ物を「食品ロス」と呼んでおり、このうち家庭から出る食品ロスは276万トン(2018年度)にものぼる。1人あたりの年間廃棄量は47kgで、この数字は、1人あたりの年間の米消費量(54kg)に相当する。これほど大量の食品を私たちはごみとして捨てているのである。年々減っているものの、日本はまだ「食料廃棄大国」といって過言ではない。…
スズキと浜松医科大、高齢ドライバーの運転と認知機能の関係を共同研究
スズキと浜松医科大学は9月13日、静岡県浜松市と協働し、「高齢ドライバーにおける日常の運転行動特性と認知機能の関係性:前向きコホート研究」を開始す…
民間4人、15日宇宙旅行へ 地球周回 米スペースX
米宇宙企業スペースXなどは12日、地球を周回する約3日間の宇宙旅行のため、実業家ら米国の民間人4人が乗る宇宙船クルードラゴンを、南部フロリダ州から15日午後8時ごろ(日本時間16日午前9時ごろ)打ち上げると発表した。スペースXは「乗員が全員民間人で地球を回る宇宙飛行は世界初」としている。…
大型フォークリフトの事故減少へ、AI人検知システム発売…三菱重工など
三菱重工と三菱ロジスネクストは9月13日、AI(人工知能)による人の接近を検知・警告する、大型フォークリフト用AI人検知システム「グッドファインダ…
星出さん4回目の船外活動 日本人最多、架台を設置
国際宇宙ステーションに長期滞在中の星出彰彦飛行士が日本時間12日夜から13日未明にかけ、新たな太陽電池の設置に向けた架台の取り付け作業など4回目となる船外活動を行った。5月に地球に帰還した野口聡一飛行士と並んで日本人最多。…
650km離れた超大型油圧ショベルを遠隔操作…コマツがデモ実施へ
コマツは、9月13日から15日までの3日間、米国ラスベガスで開催される鉱山機械見本市「MINExpo 2021」にて、超大型油圧ショベルの遠隔操作…
失敗学の研究者が見た、日本人の「ゼロリスク」信奉
<「信者」を減らさないと、日本の将来は暗い。東京五輪を機に、チャンスとリスクを議論して判断できる日本へと変わるべきだ> 人間は何かを行う前に、「チャンス」と「リスク」を秤(はかり)に掛けて判断する。東京五輪では、選手が国民に感動を与えることがチャンスで、試合場の選手団や観客から新型コロナウイルスが広がるのがリスクである。 しかし、テレビや新聞はリスクだけを報道し、秤に掛けるような議論は進まなかった。結局、時間切れで中止にはならず、IOC(国際オリンピック委員会)にいいように引き込まれて大会は始まった…
松山英樹が年間500枚使うグローブの作り手、その職人技
香川県東かがわ市は70以上の製造業者があり国内シェア9割以上を占める「手袋のまち」だ。東京五輪では金メダルを獲得したフェンシング男子エペ団体の3選手のほか、ゴルフ代表の3選手も東かがわ産の手袋で大会に臨んだ。また、侍ジャパンのバッティング手袋も同県三木町と東かがわ市の「香川産」だ。なぜ、四国に「手袋のまち」が生まれたのか。その起源を探った。…
自動運転でやってくるタクシー…日産が横浜で実証実験、その進化
日産が2018年2月より横浜みなとみらい地区で取り組んできた「Easy Ride」が、2021年9月21日より第3回目となる実証実験に入る。乗車人…