ENEOSと三菱ケミカル、茨城にプラ再生設備を建設

 ENEOSと三菱ケミカルは、国内最大規模となるプラスチックのリサイクル設備を、三菱ケミカル茨城事業所(茨城県神栖市)に共同で建設する。投資額は数十億円とみられる。両社はともに生産拠点を置く茨城県鹿島地区で連携しており、今回の再生事業もその一環。…

東京電力、ALPSによる処理水で海洋生物の飼育試験実施へ

 東京電力は29日、福島第1原子力発電所のALPS(多核種除去設備)による処理水を海水で薄めた水で魚類など海洋生物の飼育試験を来年夏に開始すると発表した。処理水に含まれる放射性物質のトリチウムの影響などを調べる。計画では、原発敷地内に複数の水槽を用意し、今年秋に原発周辺の海水を用いてヒラメなどを飼育を開始。来夏には、海洋放出時と同レベルまで薄めた処理水で飼育を開始する予定。試験終了時期は未定で、一定程度の分析結果が出るまで継続するとしている。…

周到に準備されてきた中国ブロックチェーン覇権、来年ついに実を結ぶ?

<早々と来年の冬季五輪でデジタル人民元がデビュー。あらゆる業種の構造に分散化技術を導入し他国に先駆ける> 暑さもウイルス感染も真っ盛りの時期に始まったシュールな東京五輪はともかく、本来ならオリンピックは選手にとっても開催国にとっても最高の晴れ舞台だ。思い返せば2008年の夏、世界金融危機の直前に開かれた北京五輪の開会式では、中国古来の打楽器を総勢2008人の奏者が一糸乱れずに打ち鳴らし、高らかに現代中国の復権を告げた。 そして半年後、今度は北京で冬のオリンピックが開催される。もちろん中国政府はすごい…