救急車より速く現場に向かい心停止患者の命を救う「AED搭載ドローン」

AED搭載ドローン
Credit:Everdrone

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AED(自動体外式除細動器)は、心停止した人に対して素早く応急処置できる優れた医療機器です。

現在、AEDはさまざまな公共施設に設置されていますが、それでも心停止するすべての人をカバーできるわけではありません。

こうした状況に対応するため、スウェーデンの企業「Everdrone」は、AEDを届けるドローンサービスを開始しています。

そして2021年12月には、自宅で心停止した男性のもとにAED搭載ドローンが駆けつけ、一命をとりとめることに成功しました。

目次 救急車では間に合わない場合もAED搭載ドローンが自宅で倒れた男性を救う 救急車では間に合わない場合も 病院以外の場所で心停止(院外心停止)する…

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参考文献

A drone carrying a defibrillator saved the life of a heart-attack patient
https://www.zmescience.com/science/drone-life-heart-attack-06012022/
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https://everdrone.com/news/2022/01/04/for-the-first-time-in-medical-history-an-autonomous-drone-helps-save-the-life-of-a-cardiac-arrest-patient/

ハヤブサに学べ――飛行中に物体を捕らえ木の枝に止まるドローンの“脚”を開発 スタンフォード大

物品の輸送、農薬の散布、災害の被害確認、軍事目的など、ドローンの用途が広がり続けている。さらにドローンの用途を拡大しようと、このほどスタンフォード大学の研究チームが、木の枝などの不規則な形状の物体をつかんで止まれるように […]

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ワイヤレス給電で稼働する昆虫型ドローンを開発(豊田中央研究所)

ワイヤレス給電で飛ぶ昆虫型ドローン
Credit:尾崎 貴志(豊田中央研究所)_Nature Electronics

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無人航空機であるドローンは、現在でもエンタメや農業、調査などに幅広く利用されています。

もし手のひらよりも小さいドローンが開発されるなら、さらに幅広い分野で活躍してくれるに違いありません。

ところが小型ドローンは重いバッテリーを積めないので、稼働時間が非常に短いという欠点があります。

こうした背景にあって最近、豊田中央研究所の尾崎 貴志(おざき たかし)氏ら研究チームが、昆虫サイズの羽ばたくドローンを開発しました。

しかも電磁波を用いたワイヤレス電力伝送により、電池なしで離陸できます。

研究の詳細は、11月25日付の科学誌『Nature Electronics』に掲載されました。

目次 昆虫のように羽ばたく高効率ドローン昆虫型ドローンが電池なしの離陸に成功 昆虫のように羽ばたく高効率ドローン 現在、電磁波を用いたワイヤレス給電…

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参考文献

A new untethered and insect-sized aerial vehicle
https://techxplore.com/news/2021-12-untethered-insect-sized-aerial-vehicle.html
当社の尾崎貴志らによる「電磁波無線送電により飛行する昆虫スケール羽ばたきロボット」に関する論文が、Nature Electronicsに掲載されました。
https://www.tytlabs.co.jp/cms/news/topic-20211126-2073.html

元論文

A wireless radiofrequency-powered insect-scale flapping-wing aerial vehicle
https://www.nature.com/articles/s41928-021-00669-8

鳥をマネして「枝に着地するドローン」を開発 米スタンフォード大学

(左)ハヤブサ,(右)ハヤブサを模した枝をつかむドローン
Credit:(左)Stanford(YouTube)_Stanford engineers create perching bird-like robot(2021), (右)William Roderick(Stanford University)_Bird-inspired dynamic grasping and perching in arboreal environments(2021)

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ドローンは空中を自由自在に移動できますが、飛行時間が短いという欠点があります。

こまめに着地するならバッテリーを温存できますが、着地可能な地面も限られています。

そこでアメリカ・スタンフォード大学(Stanford University)機械工学科に所属するウィリアム・ロデリック氏ら研究チームは、トリのように枝につかまることができるドローンを開発しました。

新しいドローンにはハヤブサのような足があり、着地時の衝撃を吸収して「つかむ力」に変換できます。

研究の詳細は、12月1日付の科学誌『Science Robotics』に掲載されました。

目次 ハヤブサの「枝をつかむ力」を模倣したドローン本物のトリのように自然の中で効率よく働くことが可能 ハヤブサの「枝をつかむ力」を模倣したドローン …

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参考文献

Stanford engineers create perching bird-like robot
https://news.stanford.edu/2021/12/01/bird-like-robot-perches-grasps/
Meet SNAG: Tiny bird-inspired drone-robot hybrid can fly through the air before perching on branches – and could be used in search and rescue missions
https://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-10263591/Engineers-create-robotic-bird-grasp-branches.html?ns_mchannel=rss&ns_campaign=1490&ito=1490

元論文

Bird-inspired dynamic grasping and perching in arboreal environments
https://www.science.org/doi/10.1126/scirobotics.abj7562

米Bell、新型自律飛行デリバリードローン「APT」を公開

近年、物流分野でのドローンの活用が注目されているが、軍の兵站にも利用されるようになりそうだ。アメリカのヘリコプターメーカーのBell Textronは、同社の自律型輸送ドローン「Autonomous Pod Transp […]

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「電磁ビーム」で敵を妨害する電子戦システムが公開される

イスラエルの国営防衛請負業者IAIの電子戦システム「Scorpius system」
Credit:IAI

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現代の戦争では、安価なドローン兵器の躍進のため、高額なミサイルを使った迎撃線はコスト的に合理的とはいえなくなって来ています。

イスラエルの国防も請け負っている「イスラエル航空宇宙産業(IAI)」は、さまざまな脅威を同時に検出して、妨害できる新しい電子戦システムを発表しました。

「Scorpius(スコーピウス)」と呼ばれる一連のシステムは、ミサイルなどで脅威を迎撃するのではなく、遠距離から電磁スペクトルに干渉する収束ビームを送ることで、敵のレーダー、センサー、ナビゲーション、データ通信など、さまざまなシステム動作を妨害します。

これは低コストの優れた防衛システムになると考えられます。

目次 非対称戦争で膨れる軍事費実弾を使わない防衛 非対称戦争で膨れる軍事費 現代の戦争では、戦う相手同士の軍事力の規模や、用いる戦術・戦略が大きく異…

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参考文献

IAI unveils new defensive electronic warfare systems
https://www.jpost.com/israel-news/iai-unveils-new-defensive-electronic-warfare-systems-684703
Israel shows off new electronic warfare system that uses BEAMS instead of missiles or bullets to go after enemy threats
https://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-10192661/Israel-showing-new-electronic-warfare-uses-beams-instead-missiles-bullets.html?ns_mchannel=rss&ns_campaign=1490&ito=1490
New Saudi Missile Order Reveals The High Cost Of Asymmetric Drone War
https://www.forbes.com/sites/davidhambling/2021/11/11/new-missile-order-reveals-true-cost-of-assymnetric-drone-war/?sh=3eab1fdf16f2

1枚の回転翼だけで空を舞う「モノコプター」が登場

モノコプター「F-SAM」
Credit:Shane Kyi Hla Win(SIT)_Design and control of the first foldable single-actuator rotary wing micro aerial vehicle(2021)

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ドローンなどの飛行ロボットの多くは、胴体と2枚以上の回転翼(プロペラ)で構成されています。

ところが最近、シンガポール工科大学(SIT)に所属する機械工学者シャン・キ・エイチラエイ・ウィン氏ら研究チームは、回転翼1枚だけで飛行するモノコプターを開発しました。

胴体すら存在しない1枚の回転翼だけですが、浮遊したり、任意の場所に移動したりできます

研究の詳細は、11月1日付の科学誌『Bioinspiration & Biomimetics』に掲載されました。

目次 1枚の回転翼だけで空を飛ぶ「モノコプター」モノコプターは使い捨て任務にピッタリ!? 1枚の回転翼だけで空を飛ぶ「モノコプター」 紙飛行機や竹と…

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参考文献

Flexible Monocopter Drone Can Be Completely Rolled Up
https://spectrum.ieee.org/foldable-monocopter-drone

元論文

Design and control of the first foldable single-actuator rotary wing micro aerial vehicle
https://iopscience.iop.org/article/10.1088/1748-3190/ac253a

Apple、自社開発のドローンを開発中?

 Apple は現地時間の11日、自社開発のドローンの開発が進んでいると 9TO5Mac が報じた。

それによると、新たに発見された特許の中に Apple が自社開発のドローンを作る計画が浮上したと説明しています。
Apple はこの他に、メタバース世界へ潜入できるよう、自社開発のVR , ARゴーグル Apple Glass の開発を示唆しましたが、現時点でそれらに関するうごきがなく、苦戦が強いられると見られるものの、今度は、Apple の自社開発ドローンの計画が浮上。しかし、単なるドローンを開…