米、新型コロナ死者数がスペイン風邪超す 約67万6000人

 米CNNテレビは20日、新型コロナウイルスによる米国の死者数が、1918年を中心に流行したスペイン風邪の死者数約67万5千人を上回ったと伝えた。米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナによる米国の死者数は20日時点で67万6千人を超えた。…

107歳双子が長寿ギネス認定 きんさんぎんさんの記録更新

 ギネスワールドレコーズジャパン社は20日、今月1日に107歳300日となった香川県在住の炭山ウメノさんと、大分県在住の児玉コウメさんの双子の姉妹を、「存命中の最高齢の一卵性双生児」と「史上最高齢の一卵性双生児」に認定したと発表した。 成田きんさん(2000年死去)、蟹江ぎんさん(01年死去)の双子姉妹の記録は、きんさんが死去した107歳175日で、これを上回った。…

ファイザーワクチンは5~11歳にも安全、有効 治験で確認

 米製薬大手ファイザーは20日、5~11歳を対象にした新型コロナウイルスワクチンの臨床試験(治験)の結果、有効性を期待できる強い免疫反応と安全性を確認したと発表した。用量は12歳以上の3分の1。近く米食品医薬品局(FDA)など世界の規制当局に使用の許認可を申請する。…

3連休、観光地に人出戻る 今宣言下で最多

 9月18日から始まった秋の3連休。箱根町(神奈川)や清水寺周辺(京都)などの観光地は大勢の人でにぎわった。3連休以上の休日で比較すると、緊急事態宣言が解除されていた昨秋の同じ時期より人出は減ったが、今年8月に緊急事態宣言の対象地域になって以降の連休では最多を記録した。ワクチン接種も進む中で、全国的に新規感染者数は減少傾向にあり、今回の増加が今後にどう影響するかなど、人出と感染状況の関係について、改めて検証が求められる。…

仙台市で「U-25限定枠」 東北各自治体で若年層へのワクチン接種加速

 新型コロナウイルスのワクチン接種で、10~20代の若年層を対象にした接種が東北の各自治体で加速している。仙台市などは16~24歳を対象にした優先接種を開始。青森県八戸市は中高生らを対象にした「ワクチンデー」を始める予定で、接種率の向上に向けさまざまな工夫を凝らしている。…

バリエーションはさまざま、パチンコ店やワクチンカーが接種会場に 

 新型コロナウイルスワクチンの2回の接種を完了した人が日本の人口の半分を超えるなど接種が進む一方で、自治体によっては予約が取りにくかったり、若者世代への接種が進まなかったりと課題も多い。そうした課題を解決しようと、自治体や民間企業ではさまざまなバリエーションでワクチン接種を進めている。…

オンラインで集中治療室の新生児と面会 コロナ禍で育む家族の絆

 新型コロナウイルスの感染拡大により、病院では全国的に院内感染防止のための面会制限が続いている。生まれたばかりの新生児と母親も例外ではない中、大阪大学医学部付属病院(大阪府吹田市)は、集中治療を受けている新生児と家族をオンライン面会でつなぐシステムを本格稼働させた。8月中には全家族の毎日の面会が実現、離れていても絆を育む助けとなっている。…

新型コロナ感染「第5波」の医療現場 広がるネーザルハイフロー療法

 新型コロナウイルス対策で19都道府県に発令されている緊急事態宣言が13日、延長期間に入った。全国的に新規感染者数は減少の兆しが見えているが、首都圏や関西圏を中心に病床使用率は高水準で推移。患者の搬送先が決まらない救急搬送困難事案が相次ぎ、逼迫(ひっぱく)する重症病床の確保が課題となっている。重症患者を受け入れる医療現場では、限られた病床で患者やスタッフの負担軽減を図ろうとする一方、病床の集約化や機能分担の徹底を求める声が上がっている。…

3回目接種、年内にも 分科会が厚労省案了承

 新型コロナウイルスのワクチン接種について議論する厚生労働省の専門分科会が17日開かれ、2回接種完了後に感染する「ブレークスルー感染」への対策として、海外で進む3回目の接種「ブースター」を国内でも実施する厚労省案を了承した。早ければ年内にも医療従事者から開始され、一般市民は年明け以降になる見通し。…