西村康稔経済再生担当相は7日の記者会見で、新型コロナウイルスが感染力の強いデルタ株に置き換わったことに伴い、無症状の感染者の割合が減っている可能性に言及した。
6日の国内コロナ新規感染8232人 1カ月ぶりに1万人下回る
国内で6日、新たに8232人の新型コロナウイルス感染者が確認された。1万人を下回るのは8月2日以来、約1カ月ぶり。都道府県別では愛知1190人、神奈川971人、東京968人、大阪924人など。死者は東京16人、千葉3人、埼玉、神奈川、愛知、大阪、沖縄で各2人など計40人が報告された。…
厚労省、コロナ休校の保護者助成を再開 個人申請も可能
厚生労働省は7日、新型コロナウイルスの感染拡大で学校が臨時休校して子どもの世話をするために仕事を休まざるを得ない保護者を支援する助成金制度を再開すると発表した。今年3月末に終了していた。個人申請も可能。8月1日から12月末までに取得した休暇が対象で、都道府県労働局に助成金の相談窓口を設置する。…
ノババックス製ワクチン1億5000万回分契約 令和4年から
厚生労働省は7日、米ノババックス製の新型コロナウイルスワクチンについて、早ければ令和4年初頭から1億5000万回分の供給を受ける契約を、国内で生産、流通を担う武田薬品工業との間で締結したと発表した。…
新学期開始で感染者急増 英スコットランド、4割が未成年
【ロンドン=板東和正】英北部スコットランドで8月中旬から新型コロナウイルスの新規感染者数が急増している。ワクチン接種が進んでいない未成年の感染が目立ち、学校の新学期が他地域に先駆けて始まったことが原因の一つとみられる。感染が広がれば、10月末からスコットランドのグラスゴーで開催予定の国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)の感染対策が強化される可能性がある。…
コロナ後遺症、寝たきりになるケースも 「職場への完全復帰は難しい」
新型コロナウイルスに感染後、深刻な後遺症を抱える患者が後を絶たない。感染時の症状は比較的軽くても痛みや倦怠(けんたい)感などが長期間続き、寝たきり状態まで悪化するケースがあり、治療が困難な神経系疾患との関連も疑われる。感染「第5波」で自宅療養者が急増する中、回復後の社会復帰のタイミングの難しさを指摘する声もある。…
ワクチン異物混入に広がる不安、専門家は「異例」 求められる情報開示
米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンに異物が混入した問題で、不安が広がっている。厚生労働省が接種見合わせとしたロットのワクチンは50万回以上接種されたとみられ、因果関係は不明だが、うち30代の男性2人が死亡した。このほか、一部地域では6月以降に数回の異物混入があったことも判明。見合わせ対象外からも、ゴムの破片とみられる異物が見つかっている。専門家は「異例の事態」と指摘し、早期の原因究明が不可欠との認識を示す。…
密・酒提供の音楽フェス、参加者2人の感染確認
愛知県常滑市で開催された野外音楽イベント「NAMIMONOGATARI2021」で酒類が提供されるなど新型コロナウイルス対策が徹底されなかった問題で、大村秀章知事は6日、参加者対象のPCR検査で同日までに、2人の感染が確認されたと明らかにした。…
大阪府と府医師会、自宅療養者の往診チーム編成
新型コロナウイルスの感染拡大による医療逼迫(ひっぱく)を受け、大阪府と府医師会は2日、治療体制の強化策を発表した。自宅療養者の往診を行うチームを新たに編成し、健康観察や早期治療により療養者の重症化を防ぐ。さらに府医師会は、コロナ診療を行う医療機関の紹介窓口を設置する。…
政府のコロナ分科会、「ワクチン・検査パッケージ」の活用提言
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は3日、ワクチン接種が進んだ後の行動制限について政府への提言をまとめた。分科会の尾身茂会長の提案に基づき、接種証明や検査の陰性証明を組み合わせた「ワクチン・検査パッケージ」を入院患者や高齢者施設入所者との面会のほか、県境をまたぐ出張や旅行、全国から人が集まる大規模イベントや部活動などで活用することを求めた。…