都内の若年層、新型コロナ第5波では重症化顕著 体制づくり急務

 新型コロナウイルスの感染者が高止まりしている東京都で、若年層の重症者が急増している。65歳以上の高齢者にはワクチンが行き届き重症化を抑える効果が出ている一方、30代以下の若年層には接種が進んでいない自治体が多い。専門家からは若年層にも速やかにワクチンを届ける体制づくりが急務だとの声が上がる。…

感染妊婦受け入れに報酬加算 厚労省

 千葉県柏市で新型コロナウイルスに感染した妊婦の搬送先が見つからず、自宅で早産し赤ちゃんが死亡した問題を受け、田村憲久厚生労働相は27日の記者会見で、感染した妊婦を受け入れた医療機関に1日1万2千円、出産した場合は1日3万2千円の診療報酬を加算すると発表した。…

約300人の長蛇の列、若者が渋谷のワクチン接種会場に殺到 都「対応策を検討」

 東京都は27日、新型コロナウイルスのワクチンが行き渡っていない若年層が予約なしで受けられる接種会場をJR渋谷駅近くの渋谷区立勤労福祉会館に開設した。都によると、正午ごろの運用開始を前に、早朝から約300人が長蛇の列を作ったため、整理券を配布して午前7時半ごろに受け付けを終了した。…

渋谷の若者ワクチン接種会場、7時半に受け付け終了

 東京都が若者向けに新型コロナウイルスのワクチンを接種するJR渋谷駅近くの接種会場の運用が始まった27日、当日の受け付け分が午前7時半で終了したことが都への取材で分かった。ワクチンは米ファイザー製を使用し、10月初旬ごろまで1日200人程度の接種を見込んでいる。…

福岡県、酸素ステーション開設へ 接種9会場も

 福岡県の服部誠太郎知事は26日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染急拡大で、自宅療養者らが急増していることを受け、入院が必要となった患者を一時的に受け入れる「酸素投与ステーション」を来週にも県内に開設することを明らかにした。…