「介護ユーチューバー」に注目集まる、神回はオムツ交換

 高齢者介護に10年以上携わる和歌山市在住の介護ヘルパー、西原隼登(はやと)さん(34)が、動画投稿サイト「ユーチューブ」で適切な介護方法などのテクニックを分かりやすく発信している。高校時代のバイク事故を機に介護職に就き、「介護ユーチューバー」を名乗る西原さん。段差での車いすの動かし方や、横漏れしないオムツの着け方などを、実演をまじえて詳しく解説。「若い人たちに、介護職に関心をもってもらえれば」と話す。…

感染妊婦、短い文章話せなければ救急車を 関連学会

 日本産科婦人科学会と日本産婦人科医会は23日、新型コロナウイルスに感染し自宅などで療養する妊婦が、息苦しく短い文章を話せなくなったときなどには、すぐに救急車を要請するよう求める文書を公表した。千葉県の妊婦が自宅療養中に早産し、新生児が死亡したことを受けた措置。血中酸素濃度が92%以下になったときも救急車を要請してほしいとした。…

大阪府医師会、重症化なら「カクテル療法」 自宅療養者の診療指針に明記へ

 大阪府医師会が新型コロナウイルスの自宅療養者を診療する医師向けに作成する指針(ガイドライン)に、重症化を防ぐため発症7日以内の実施が必要とされる「抗体カクテル療法」に移行すべき患者を速やかに判断、入院させることを明記することが23日、関係者への取材で分かった。早期から感染者の重症化を防ぐ府の方針に足並みをそろえた。…

東京都、渋谷で酸素ステーション運用開始

 東京都は23日、救急搬送を要請した自宅療養中の新型コロナウイルス感染者が酸素投与を受けられる「酸素ステーション」の運用を始めた。旧国立児童館「こどもの城」(渋谷区)に130床を設置し、24時間態勢で受け入れる。療養者の重症化予防や救急隊、保健所の負担軽減が狙い。…