厚労省、14日間待機違反者の氏名初公表 7月入国の3人

 新型コロナウイルスの水際対策をめぐり、厚生労働省は2日、変異株流行国・地域からの入国者に誓約を求めている自宅などでの14日間の待機中、所在不明となっている日本人3人の氏名を同省のホームページで公表した。厚労省は誓約が守られない状況が続けば公表の可能性があるとしていた。公表は今回が初めて。…

新型コロナ、感染急増で目立つ「中等症患者」 医療機関には実質重症

 全国で新型コロナウイルス感染者が急増するなか、重症者には分類されないが高度な治療が必要な中等症患者が増加している。高齢者へのワクチン普及に伴い、感染者数に比べ重症者の増加は緩やかだが、その裏で多くの中等症患者が発生。感染「第3波」に匹敵する水準に達し、医療関係者の危機感は高まっている。…

広島「黒い雨」訴訟、原告への健康手帳交付始まる

 広島への原爆投下直後に降った「黒い雨」をめぐる訴訟の広島高裁判決が確定したことを受け、広島市は2日、原告への被爆者健康手帳の交付を始めた。同市内の原告53人のうち、この日は原告団長の高野正明さん(83)=同市佐伯区=ら10人が広島市役所で手帳を受け取り、援護制度の説明を受けた。3日には30人に交付される。…

新型コロナ「中等症」患者増加 第3波に匹敵、医療関係者は危機感

 新型コロナウイルス感染者が急増している東京都で、重症者には分類されないが高度な治療が必要な中等症患者が増加している。高齢者へのワクチン普及に伴い、感染者数に比べ重症者の増加は緩やかだが、その裏で多くの中等症患者が発生。感染第3波に匹敵する水準に達し、医療関係者の危機感は高まっている。…