【男の雑貨・店巡り】各地の職人が手掛けた和製包丁 東京ソラマチ・前編「タワーナイブズ東京」

 東京スカイツリーの足元に300以上のショップが集う商業施設「東京ソラマチ」。イーストヤード4階の「ジャパンスーベニア」には日本らしいアイテムを扱う店が並ぶ。「タワーナイブズ東京」は日本製包丁の専門店だ。カナダ生まれ、デンマーク育ちのビヨン・ハイバーグ氏が来日後、日本の職人が作る包丁に魅了され、通天閣のある大阪・新世界に1号店をオープン。東京でも“タワー”がそびえる街に出店した。…

【東京舞台さんぽ】相撲と江戸の享楽的な文化を象徴 1984年まで国技館があった蔵前

 1950年から84年まで、東京の大相撲本場所は蔵前国技館(東京都台東区)で行われていた。戦前の旧両国国技館(墨田区)が進駐軍に接収され、移転した先が蔵前だった。栃錦、若乃花、大鵬、柏戸、北の富士、玉の海、輪島、北の湖らが活躍し、相撲人気を盛り上げた。その後、国技館は両国に新築・再移転したが、古くからの相撲ファンは、今も蔵前での名勝負を思い出すことがあるだろう。…

【ぶらり、ぶんがく。本と歩く】180キロ超の巨石を担いで急峻な高山を登る 完成した風景指示盤山頂に現存 新田次郎『強力伝(ごうりきでん)』 長野・白馬岳

 世の中には「あれ」としか呼べないものがある。見たことはあるのに固有名詞がわからない、あれ。私にとっては「風景指示盤」がそうだった。山岳小説のパイオニア、新田次郎(1912~80年)の直木賞受賞作『強力伝』を読むまで「山とか展望台とかにある、あっちが○○山とかこっちは××湖とか刻んであるモニュメント」と、もどかしい説明をするしかなかった、あれ。風景指示盤というそうです。…

【週末、山へ行こう】奥武蔵の低山から絶景 城峰山(埼玉県)標高1038メートル

 晩秋は展望の低山歩きが楽しい。空気が澄んで見晴らしがよくなり、さらに遠くに見える3000メートル級の山々は頭に雪をかぶり始める。どこの山から景色を楽しもうか、できれば紅葉も楽しみながら歩ける山がいい。考え始めると真っ先に頭に浮かぶのが、埼玉県秩父市と皆野町の境にそびえる城峰山だ。…

マッチングアプリ隆盛の時代 とりわけ女性が高望みする傾向

 昨年からのコロナ禍で婚活需要が高まり、オンライン恋活・婚活マッチングサービス市場は拡大を続けている。今年は前年比23%の増加で768億円になるという予測がある上、拡大傾向は今後も続き、2023年には1000億市場になると予想されている(株式会社タップル調べ)。…

【銭湯 湯悠散歩】露天風呂は高濃度炭酸泉 規模の大きなマンション型銭湯 東京・北区「柳湯」

 JR京浜東北線東十条駅南口から徒歩約5分の住宅街にある。創業年は不明だが、戦後の昭和中期に開業。2002(平成14)年12月、マンション型銭湯に立て替えた。東十条界隈では規模の大きな銭湯で、受付は2階にある。現在、3代目の坂本寧(やすし)さんと、4代目の卓也さん親子が営んでいる。…

【BOOK】まさに江戸時代は罠、前作『渦』を書き終えた後も捕らわれてしまった 浄瑠璃に命を賭ける、近松半二ら実在の人物が登場 作家・大島真寿美さん『結(ゆい)妹背山婦女庭訓波模様』

 江戸時代、大坂道頓堀には浄瑠璃をこよなく愛し優秀な作者を輩出させることで、その文化を後世に遺そうとした人々がいた。造り酒屋「松屋」の跡取り平三郎(絵師としての屋号は耳鳥斎)もその一人。そんな中、竹本座の看板浄瑠璃作者・近松半二とその娘おきみのもとには、浄瑠璃作者を目指し切磋琢磨する男たちが集っていた。後に歌舞伎作者へ転向する娼家のせがれ徳蔵も、最初はおきみを師と仰ぐ浄瑠璃作者で、彼女への秘めた恋心を抱いている。リズム感のある大阪弁のせりふが読後の余韻となる。…

【S列車で行こう シルバーマル“得”ぶらり歩き】都内の板橋に堂々鎮座 「東京大仏」

 ぐずついた天気が続いていたが、いきなり秋晴れになったのでぶらり歩きに出かけた。シルバーパスはこういうときに便利だ。路線バス乗り放題なので、近くの高島平駅停留所から東武東上線下赤塚駅経由循環バスに乗る。赤塚8丁目停留所が目的地だ。…

【華川瑶香の未来を輝かせる占星術】「火星」が蠍座に移動 11月は熱意のある人、あきらめない人に幸運 ビーフシチューやブイヤーベースなどの煮込み料理を

 しばらく天秤座に滞在していた「火星」が今週は蠍座に移動。11月は熱意のある人、あきらめない人に幸運がもたらされる。仕事、恋愛、趣味、クジ購入、何でも真剣に取り組むと吉。粘り強さやチャレンジ精神を高めたい人は、蠍座のラッキーフードである発酵食品や、ビーフシチューやブイヤーベースなどの煮込み料理を食べると吉。…