時短協力金で子供たちを遊園地に招待 新潟ラーメン店主の粋な計らい

 新型コロナウイルス対策として、営業時間の短縮に協力した飲食店に自治体から支払われる時短協力金。使い道は落ち込んだ売り上げの穴埋めが一般的だが、新潟県内のラーメン店主は全額を投じ、一人親家庭の親子100人を遊園地に招待する企画を市や地元企業の協力を得て立ち上げ、話題になっている。この企画に込めた思いを店主に聞いた。…

現代の「ミリオタ」像はいつ生まれたのか? 戦記雑誌『丸』の軌跡

 戦争を悪として否定する戦後の日本社会で、しかし戦争や軍事に関わる情報を「趣味」とする人々は少なからず存在してきた。創刊70年以上の歴史を持つ老舗軍事月刊誌『丸』(潮書房光人新社発行)を分析した注目作『<趣味>としての戦争 戦記雑誌『丸』の文化史』(創元社)を刊行したメディア史研究者の佐藤彰宣・流通科学大専任講師(32)は、現在の兵器に主眼を置いた軍事マニア像が形成される過程をたどり、戦後日本での軍事の語られ方の変遷を読み解く。…