アリババ恒例の巨大セール、過去最高の売上高なのに「熱気なし」東アジア「深層取材ノート」(第112回) – 中国

興奮も感動もないまま、今年の「双十一」が終わった。中国最大の電子商取引アリババ(阿里巴巴)が、毎年11月11日に主催する世界最大の「巨大セール」である。毎年この日、「爆買い」している北京の知人の主婦に電話したら、怒っていた。…

ロシアで進む通関手続きの劇的改善、IT化が大きく貢献ジェトロ調査:日本企業の関心は手続き面から不正輸入対策へ – オリジナル海外コラム

ロシアでのビジネスには苦労が多いとされる。しかし、外国でのビジネスではそれらの国・地域に特有の事情とそれに起因する苦労はどこにでも存在するはずである。ロシアの場合にはどちらかというと苦労するという「イメージ」が先行するため、ビジネスを行う上で他地域に比べ過剰な警戒感を抱かれがちだ。…

韓国、尿素水不足騒動…あの工場はどうなったの?サムスンが三井物産の協力で尿素量産したが・・・ – オリジナル海外コラム

韓国で大騒ぎになったディーゼル車の排ガスを浄化するために必要な「尿素水」の品不足。中国からの原料である尿素の輸入が再開することで、何とか「すぐに物流ストップ」という最悪の事態は回避できそうだが不安は残る。そういえばあの工場はどうなったのか?…

外交のために自身の肝臓を北朝鮮に捧げた酒豪外交官の生き様酒好きが出世の足枷になる北朝鮮でのし上がった男の凄まじい酒量 – アジア

「酒量が度量」という言葉がある。酒をたくさん飲む人は心が広いという意味だ。酒で外交とビジネスを行なった時代があり、一部の国では今なお「酒外交」や「酒ビジネス」が続いている。北朝鮮は幹部人事の登用においても酒量を重視する傾向がある。北朝鮮の酒量人事の実態を探ってみよう。

民主主義崩壊のドラマ、トランプは端役にすぎないトランプの天敵が書き上げた510ページの「民主主義の危機」論 – オリジナル海外コラム

2022年の米連邦議会中間選挙まで1年を切った米政界は、これからどうなっていくのか――。一寸先は闇の、まさに「ミッドナイトのワシントン」(Midnight in Washington)と言ったところだ。そうしたなか、民主主義の危機を訴える510ページの新刊本が出た。…

中国が抜く伝家の宝刀「固定資産税」、格差解消どころか深刻なリスクも – China Report 中国は今

10月下旬、中国の不動産保有者らに激震が走った。全国人民代表大会常務委員会が、「房産税」のテスト運用を認める決議をしたからだ。「房産税」とは、日本でいう固定資産税のことで、中国では反対の声もあり、一部の地域以外では導入されていなかった。中国恒大集団の経営危機などで大揺れする不動産市場だが、中国ではどんな反応が起きているのだろうか。…

子犬の調教にも通じる北朝鮮が文在寅政権を飼い慣らすやり方洗脳、ご褒美、威嚇を通して「挑発」という言葉が禁句にするまで – アジア

適切な比喩かどうかは分からないが、北朝鮮にあまりにも簡単に、子犬のように、飼い慣らされている大統領府の実状を情けなく感じている。端的な例として、10月21日、国会国防委員会の総合監査で、外交部、統一部、国防部の各長官が、みな一斉に北朝鮮の新型潜水艦発射弾道ミサイルは「挑発ではない」と口をそろえたことを挙げよう。…

天然ガス高騰のロシア悪玉論、その偽情報で大儲けしている輩世界や日本の有名メディアも偽情報流出の一翼担うのはなぜか – オリジナル海外コラム

筆者は2021年10月2日にJBpressで発表した「欧州のガス価格高騰」で「欧州ガス価格高騰はロシアの責任ではない。需給崩壊によるガス価格高騰である」と孤高の論陣を張りました。ところが、その後も欧米マスコミを中心として、この種の謀綸旨や虚騒動があふれています。なぜでしょうか。…