ファストフードの80%に「ゴム手袋に使われる化合物」が混入していると判明

ファストフードの8割に有害化合物が混入していた
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ファストフードには、コレステロールや炭水化物が多分に含まれており、健康を害する要因となっています。

しかし、心配すべきはそれだけではないかもしれません。

ジョージ・ワシントン大学(George Washington University・米)の研究チームはこのほど、有名ファストフード店の約80%のメニューから、ゴム手袋やシャンプーの製造に使用される有害化合物「フタル酸エステル」が検出された、と発表しました。

同チームは、製造過程のどこかで混入したものと考えています。

研究は、10月27日付けで学術誌『Exposure Science and Environmental Epidemiology』に掲載されました。

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参考文献

Junked food! Toxic compounds used to make industrial tubing and rubber gloves are found in 80% of McDonald’s, Burger King and Pizza Hut food: Dangerous chemicals are linked to asthma, infertility and smaller testicles, study finds
https://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-10136675/Chemicals-used-make-plastics-soft-McDonalds-Chipotle-Pizza-Hut-food.html

元論文

Phthalate and novel plasticizer concentrations in food items from U.S. fast food chains: a preliminary analysis
https://www.nature.com/articles/s41370-021-00392-8?utm_medium=affiliate&utm_source=commission_junction&utm_campaign=3_nsn6445_deeplink_PID100032693&utm_content=deeplink