良品計画/9~11月、国内事業の値下げで増収減益

良品計画が1月7日に発表した2022年8月期第1四半期決算によると、営業収益1229億4600万円(前年同期比6.9%増)、営業利益111億4700万円(15.3%減)、経常利益117億4500万円(12.9%減)、親会社に帰属する当期利益78億4300万円(36.0%減)となった。 国内事業における第1四半期連結累計期間の営業収益は756億9500万円(2.1%増)、営業利益は57億3000万円(31.0%減)と、増収減益となった。9月に羽根まくら、タオルをはじめとする日常生活の基本を支える約20…

アークス/3~11月営業利益17.4%減、人件費・水道光熱費増加

アークスが1月6日に発表した2022年2月期第3四半期決算によると、売上高4296億8100万円(前年同期比3.6%増)、営業利益111億4800万円(17.4%減)、経常利益124億4100万円(16.4%減)、親会社に帰属する当期利益80億5900万円(19.0%減)となった。 売上高は、2021年4月に、栃木県下を中心に食品スーパーマーケット31店舗を展開するオータニが新たにグループ入りしたことが寄与し増収。販管費が人件費、水道光熱費、販促費を中心に増加し、利益面では減益だった。 営業施策では…

アオキスーパー/巣ごもり需要の反動で3~11月減収減益

アオキスーパーが1月5日に発表した2022年2月期第3四半期決算によると、営業収益755億1100万円(前年同期比5.9%減)、営業利益6億6500万円(74.8%減)、経常利益7億3800万円(72.6%減)、四半期純利益4億5200万円(74.3%減)となった。 「新しい生活様式」の浸透による来店頻度の減少や生活防衛意識の高まりへの対策として、低価格販売の強化などに取り組んだが、生鮮商品の相場変動や原材料・包装資材などの高騰に伴う主力品目の価格改定の要請により販売促進企画が限定的だった。また、昨…

クスリのアオキHD/6~11月売上高1611億円、調剤併設・生鮮食品など強化

クスリのアオキホールディングスが1月4日に発表した2022年5月期第2四半期決算によると、売上高1611億9200万円、営業利益68億500万円(前期は84億8100万円の利益)、経常利益71億3700万円(前期は87億4800万円の利益)、親会社に帰属する当期利益46億9400万円(前期は64億3500万円の利益)となった。 ドラッグストア業界は、マスクや手洗いの習慣化による消費行動の変化に伴い、衛生関連商品の需要が増加する一方、化粧品需要の落ち込み、医療機関の受診抑制の影響は現在も続いている。 …

J・フロント/3~11月は営業利益44億円、前年の全館臨時休業の反動で

J・フロントリテイリングが12月28日に発表した2022年2月期第3四半期決算によると、前年の緊急事態宣言期間中に全館臨時休業などを行っていた反動もあり、売上収益、事業利益、営業利益、四半期利益は前年同期比で増加した。 売上収益は2374億7900万円(前年同期比2.9%増)、営業利益44億700万円(前期は184億8300万円の損失)、税引前利益20億7900万円(前期は215億9300万円の損失)、親会社に帰属する当期利益36億6900万円(前期は156億3200万円の損失)となった。 百貨店事…

スギHD/3~11月、反動減が大きく減益

スギHDが12月28日に発表した2022年2月期第3四半期決算によると、売上高4665億2800万円(前年同期比4.5%増)、営業利益232億8100万円(8.9%減)、経常利益240億1500万円(8.7%減)、不採算店舗の減損損失19億7800万円を特別損失に計上したことにより、親会社に帰属する当期利益147億5000万円(14.8%減)となった。 前期に大きく伸長した新型コロナウイルス感染症対策商品や巣ごもり需要の反動減が想定以上に大きく、マスクの常用や衛生意識の高まりによる化粧品・OTC医薬…

DCMHD/3~11月、前期の影響で減収減益

DCMHDが12月28日に発表した2022年2月期第3四半期決算によると、営業収益3421億400万円(前年同期比6.1%減)、営業利益259億6700万円(8.0%減)、経常利益259億5200万円(6.8%減)、親会社に帰属する当期利益174億6200万円(8.4%減)となった。 新規出店は8店舗、退店は2店舗を実施し、店舗数は669店舗となった。 前期の反動を受け減収となった部門は、園芸部門を除く5部門で、ホームインプルーブメント部門が売上高737億9100万円(2.4%減)、ホームレジャー・…

しまむら/3~11月増収増益、PBやコラボ商品が好調

しまむらが12月27日に発表した2022年2月期第3四半期決算によると、売上高4368億1700万円(前年同期比8.0%増)、営業利益387億8500万円(24.5%増)、経常利益397億2900万円(24.3%増)、親会社に帰属する当期利益269億2600万円(24.9%増)となった。 主力のしまむら事業の売上高は前年同期比7.3%増の3294億8900万円。 ブランド力の強化として自社開発ブランド(Private Brand、以下PB)やサプライヤーとの共同開発ブランド(Joint Develo…

オークワ/巣ごもり需要の反動で3~11月減収減益

オークワが12月27日に発表した2022年2月期第3四半期決算によると、営業収益1981億9100万円(前年同期比4.5%減)、営業利益34億2500万円(36.9%減)、経常利益35億9500万円(35.5%減)、親会社に帰属する当期利益18億6900万円(33.4%減)となった。 店舗展開は「田辺東山店」(和歌山県田辺市)を3月に、「パレマルシェ神宮前店」(愛知県名古屋市)を7月にオープン。また、既存店舗の活性化は「パビリオンシティ田辺店」(和歌山県田辺市)、「かつらぎ店」(和歌山県伊都郡かつら…

ニトリHD/3~11月増収減益、前年の反動・外出控えで既存店売上高が低調

ニトリホールディングスが12月24日に発表した2022年2月期第3四半期決算によると、売上高6061億5900万円(前年同期比12.2%増)、営業利益1079億6800万円(8.9%減)、経常利益1104億8000万円(7.7%減)、親会社に帰属する当期利益757億4000万円(1.3%減)となった。 現在、ホームセンター商材のプライベートブランド商品開発や購買機能統合による経費削減、ニトリと島忠との初の融合店舗「ニトリホームズ宮原店」などに取り組んでいる。 ニトリ事業は、緊急事態宣言およびまん延防…