【ワシントン=渡辺浩生】米ホワイトハウスのサキ報道官は22日、バイデン米大統領が2024年の大統領選へ再出馬する意向であることを明らかにした。
「中国プロパガンダに加担するな」 国際人権団体がIOC批判
国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は22日、国際オリンピック委員会(IOC)が、動静が分からなくなっていた中国の女子テニス選手、彭帥さんの無事をテレビ電話で確認したと発表したことについて「中国政府のプロパガンダに加担するな」と批判する声明を発表した。…
韓国の全斗煥元大統領が死去 韓国元首として初来日
【ソウル=時吉達也】聯合ニュースによると、韓国の全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領は23日午前、ソウル市内の自宅で死去した。90歳だった。全氏は1980年8月に大統領に就任し、84年に韓国元首として初めて公式に来日した。…
米FRB議長、パウエル氏再任 副議長にブレイナード氏 ホワイトハウス発表
【ワシントン=塩原永久】バイデン米大統領は22日、米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長に、現職のジェローム・パウエル氏を再任することを明らかにした。副議長には現理事のラエル・ブレイナード氏を昇格させる。ホワイトハウスが発表した。バイデン氏は、新型コロナウイルス禍で打撃を受けた米国経済の早期回復を実現したパウエル氏の実績を重視し、続投を決めた。…
IOC会長、彭帥さんと電話 「北京の家で元気」も監視下か
【北京=三塚聖平】国際オリンピック委員会(IOC)は21日、バッハ会長が、中国の元副首相に性的関係を強要されたと告白した後に消息不明となっていた中国の有名女子テニス選手、彭帥(ほうすい)さんとテレビ電話で会話したと発表した。…
欧州移民めぐり緊張続く ベラルーシ当局が暴行
【モスクワ=小野田雄一】欧州連合(EU)への移住を望む中東などの人々がベラルーシに入国し、ポーランド国境で立ち往生している問題は、帰国作業が始まるなど状況悪化に一定の歯止めがかかっている。ただ、ベラルーシ当局による暴行の証言や、ベラルーシがEU側への不法越境を手助けしているとする情報が出るなど、緊張はなお続いている。…
北京五輪外交的ボイコット、英国でも 中国は反発
中国政府による新疆ウイグル自治区での人権侵害や香港での民主派弾圧を問題視する立場から、北京冬季五輪に首脳や政府使節団を送らない「外交的ボイコット」を検討している米国に続き、英国でも外交的ボイコットを検討すべきとの議論が出ている。…
中国、ASEAN取り込み 英国はG7に招待
中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)は22日、オンライン形式で特別首脳会議を開催した。中国の習近平国家主席は「包括的戦略パートナーシップを構築した」と述べ、関係格上げを正式に宣言した。一方、先進7カ国(G7)の議長国を務める英国は同日、12月に英中部リバプールで行われる外相会合にASEAN加盟国を招待すると表明。インド太平洋地域の中心に位置する東南アジアの戦略的重要性が高まる中、欧米と中国が影響力拡大を狙う構図が鮮明となった。…
「国中停電してしまう」グレタさんから距離を置くドイツの“大人の事情”
11月13日夜(日本時間14日早朝)、会期が2日延長されたCOP26(国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議)がようやく閉会した。今回は英国が議長国のため、会議はスコットランドのグラスゴーで開かれていた。議長を務めた英国のシャーマ前ビジネス相は、最後の本会議で成果文書「グラスゴー気候協定」を採択するときのスピーチで、「こんな流れになってしまった」ことを謝罪し、無念の涙に声を詰まらせた。…