【ニューヨーク=平田雄介】トルコのエルドアン大統領は21日、国連総会の一般討論演説で、気候変動対策の国際的枠組み「パリ協定」を批准するよう10月中にトルコ国会に求めると表明した。手続きが順調に進めば、世界の温室効果ガス排出量の8割を占める20カ国・地域(G20)全てが批准を終えることになる。…
日韓、福島原発の処理水放出めぐり火花 IAEA総会
東京電力福島第1原発の処理水をめぐり、日本と韓国が21日、オーストリア・ウィーンで開催中の国際原子力機関(IAEA)の年次総会で火花を散らした。東電は処理水を2023年春ごろから海に放出する計画で、韓国は懸念を示してきた。…
米が仮想通貨業者に制裁 サイバー攻撃「身代金」に利用、阻止へ初指定
【ワシントン=塩原永久】米財務省は21日、ロシアとチェコに拠点を置く暗号資産(仮想通貨)交換業者「SUEX」に制裁を科すと発表した。ハッカーが企業などから「身代金」を奪う際の不法な資金取引に利用されていると分析。サイバー攻撃の抑止策として初めて仮想通貨業者を制裁対象に指定した。…
続くイランの「恫喝政策」、対米協議は難航必至 新大統領国連演説
【カイロ=佐藤貴生】イランのライシ大統領は21日、国連総会の一般討論演説で、制裁解除のための米国との間接協議再開に前向きな姿勢を示した。ただ、ライシ師は今月上旬、「圧力」が続くなかでの対話には応じないと米国を牽制(けんせい)。イランは今年、核兵器級に一気に近づく濃縮度60%のウランを製造するなど、制裁解除に向けた「恫喝(どうかつ)政策」を続けている。…
習近平氏「国外で火力発電所を新設せず」 国連総会で表明、対米協調アピールか
【ニューヨーク=平田雄介、北京=三塚聖平】中国の習近平国家主席は21日、国連総会一般討論でのビデオ演説で、気候変動対策に関する取り組みとして「国外で石炭火力発電所の新規建設は行わない」との方針を表明した。バイデン米政権の求めに応じた形で、対立が続く米中関係の改善に向け協調姿勢をアピールしたとみられる。…
習近平主席「軍事介入や民主的変革は害しかもたらさない」 米国念頭に批判
【ニューヨーク=平田雄介】中国の習近平国家主席は21日、国連総会での一般討論演説を事前収録したビデオで行った。各国は「互いを尊重しなければならない」として、人権や法律、貿易上の慣行で隔たりのある米国をけん制。直接の言及は避けながらもアフガニスタンからの駐留米軍の撤収を念頭に「軍事介入や民主的変革は害しかもたらさない」と批判した。…
朝鮮戦争の終戦宣言訴え 韓国・文大統領、国連演説
韓国の文在寅大統領は米東部時間21日(日本時間22日)、米ニューヨークでの国連総会で一般討論演説を行い、朝鮮半島情勢に関し、南北と米国の3カ国、または中国を含む4カ国が集結し、休戦状態にある朝鮮戦争(1950~53年)の終戦宣言を行うよう改めて提案した。…
中国・福建省でデルタ株拡大 秋の旅行シーズンに当局は流行警戒
【北京=三塚聖平】中国南東部の福建省で、感染力が強い新型コロナウイルスのインド由来の変異株(デルタ株)の感染拡大が続いている。今月10日から計300人超の市中感染者を確認し、省内各地では移動制限を実施。中国では19日に中秋節の3連休が始まるなど秋の観光シーズンを迎えており、当局はさらなる感染拡大を警戒している。…
台湾、中国の果物禁輸でWTOへの提訴検討 「初の対決」か
【台北=矢板明夫】中国政府が20日から台湾産の2種類の果物の禁輸を発表したことを受け、台湾当局は21日までに「国際貿易のルールに反する措置だ」と抗議、9月末までに中国が話し合いに応じない場合は世界貿易機関(WTO)に提訴する考えを示した。提訴となれば、中台が2001、02年にWTOに加盟して以降、初の対決となる。 中国の税関総署は18日、台湾産のレンブとバンレイシから害虫が検出されたとして、20日から通関手続きを停止すると発表した。中国は3月、同じ理由で台湾産パイナップルの輸入を停止していた。…