台湾紙、自由時報は19日、中国国家鉄道集団傘下の「中鉄コンテナ運輸」が8月末~9月上旬、中国とリトアニアを結ぶ直行貨物列車の運行取りやめを決めたと報じた。台湾とリトアニアが相互に代表処(大使館に相当)を設置することに対する中国の制裁の可能性がある。…
アフガン女性抑圧の懸念高まる 国連や米欧がタリバンに懐疑の目
【ニューヨーク=平田雄介、シンガポール=森浩】アフガニスタンでイスラム原理主義勢力タリバンが20年ぶりに政権を掌握し、女性が再び抑圧される懸念が高まっている。かつてのタリバン支配の時代には女性の就学や就労が禁じられ、違反すれば見せしめとして人前でむち打ちや石打ちの刑に処せられた。タリバンは「イスラム法の枠内で女性も学び働ける」と強調するが、国連や米欧諸国は「行動が伴うか注視する必要がある」と懐疑的だ。…
国際パラ委員会、アフガン選手団の支援困難 「手段ない」
国際パラリンピック委員会(IPC)のパーソンズ会長は19日、オンラインで記者会見し、イスラム主義組織タリバンの政権奪取による混乱で大会参加が困難になっているアフガニスタン選手団が支援を求めている件について「さまざまな国際機関と連絡を取っているが、安全な形で選手を日本に連れて来る手段が見当たらない」と述べ、現状では対応が困難との見方を示した。…
IMF、アフガン資金支援を停止 「政府明確でない」
国際通貨基金(IMF)は18日、イスラム主義組織タリバンが政権を掌握したアフガニスタンについて、対外的な外貨支払いの準備不足に備える特別引き出し権(SDR)を含む資金支援を停止すると発表した。声明で「政府の承認に関して国際社会で明確さを欠いている」と理由を説明した。…
年内にも量的緩和縮小 米FRBの7月議事録
米連邦準備制度理事会(FRB)は18日、7月27、28日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録を公開した。大量の国債などを買い入れている量的金融緩和策に関し、大半の参加者が「経済が予想通りに進展すれば、(資産購入を減額する)基準を今年達成する可能性がある」と判断した。…
米軍撤収「混乱なしには無理だった」 バイデン氏に高まる批判
【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン米大統領は18日、ABCテレビのインタビューに応じ、アフガニスタン駐留米軍の撤収に乗じてイスラム原理主義勢力タリバンが首都カブールを含む国土の大半を制圧した問題で「大混乱を引き起こさずには(撤収は)無理だった」と述べ、撤収を決めた自身の判断は正当だったと改めて主張した。…
ガニ氏、アフガン帰国目指す意向 「逃亡でない」と声明
アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンの首都進攻で出国し、アラブ首長国連邦(UAE)に入国したガニ元大統領は18日、フェイスブックでビデオ声明を発表した。出国は「強いられたもので、逃亡ではない」と強調し、近日中の帰国を目指す意向を示した。中東の衛星テレビ、アルジャジーラが伝えた。…
アフガンのガニ大統領はUAEに入国
【カイロ=佐藤貴生】アラブ首長国連邦(UAE)外務省は18日、アフガニスタンのガニ大統領が家族とともにUAE内にいることを認める声明を出した。ロイター通信などが伝えた。
米、ワクチン3回目接種へ デルタ株対策で9月下旬にも
【ワシントン=塩原永久】バイデン米政権は18日、全米で新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を9月下旬にも始める方針を発表した。感染力が強いとされるインド由来の変異株(デルタ株)の感染者が急増していることなどに対応する狙いがある。米ファイザーとモデルナ製の2回目を接種してから8カ月を経た人が対象となる。…