大坂なおみ、“中国指導者との不倫告白”彭帥の安否案じる
女子テニスの元世界ランキング1位、大坂なおみ(日清食品)は16日、中国の共産党最高指導部メンバーだった張高麗元副首相と不倫関係にあったと告白した彭帥(中国)について、ツイッターで「彭帥とご家族が安全で大丈夫であることを願う」と安否を案じた。…
NATO、露衛星破壊非難 「無謀な行為」
北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は16日、ロシアがミサイルを使った人工衛星の破壊実験を実施したことについて「無謀な行為だ」と非難した。ブリュッセルで記者団に語った。…
米、北京五輪使節見送りか 「外交ボイコット」月内判断と報道
米紙ワシントン・ポスト電子版は16日、バイデン米政権が中国の人権侵害を理由に、来年2月の北京冬季五輪に外交使節団を派遣しない「外交的ボイコット」を近く表明する見通しだと報じた。政府内の勧告が既に出ておりバイデン大統領が今月中にも判断する見込みという。実際に決断すれば米中間の新たな緊張材料となり、日本など関係国にも波紋が広がりそうだ。選手団は通常通り派遣される。…
英、アーム買収で追加調査 安保上の観点から深掘り
英政府は16日、米半導体大手エヌビディアによる英半導体開発大手アームの買収について、競争上の問題に加え、安全保障上の観点から追加調査すると発表した。競争・市場庁(CMA)に指示した。調査期間は約6カ月間で、延長の可能性もある。最大400億ドル(約4兆6千億円)の買収計画の可否は、さらに時間がかかる見通しとなった。…
米中首脳会談 大国間競争「管理」の困難、浮き彫り
【ワシントン=大内清】バイデン米大統領と中国の習近平国家主席による初のオンライン首脳会談は、台湾情勢や中国による人権弾圧など多くの懸案で議論が平行線をたどった。バイデン政権は今回の会談を、今後数十年にわたる大国間競争に備えた共通の土台作りの糸口と位置づけるが、米政権が唱える「責任ある競争管理」に基づく米中関係を実現させることの難しさを逆に浮き彫りにする結果となった。…
米中首脳、気候変動など協調模索も成果乏しく
【ワシントン=塩原永久】米中首脳は15日(日本時間16日)のオンライン会談で、気候変動問題や公衆衛生対策といった地球規模の課題で協力する必要性を確認した。米中は国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)で、地球温暖化対策の共同宣言を発表。会談でも「両国の利害が交わる課題」として議題に上がった。ただ、トップの直談判でも大きな進展はなかったもようで、対立緩和を探る外交努力の難しさを浮き彫りにした。…
COP26で中印、石炭「廃止」に反発 先進国と溝
【グラスゴー(英北部)=板東和正】国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)の成果文書づくりでは、温室効果ガス削減の道筋や資金援助のあり方をめぐって先進国と新興国・途上国の溝が改めて浮き彫りになった。石炭火力発電に関する表現が「段階的な廃止」から「段階的な削減」へと弱められたのは、インドや中国が途上国の側に立ち、草案に反発したためだった。…