入管局の医療体制「不十分」 スリランカ女性死亡で調査報告

 名古屋出入国在留管理局(名古屋市)の施設に収容中だったスリランカ人女性、ウィシュマ・サンダマリさん=当時(33)=が3月に死亡した問題で、出入国在留管理庁は10日、休日に医師らとの連絡手段がないなど名古屋入管局の医療体制が不十分で、現場と幹部の情報共有体制にも問題があったなどとする調査報告書を公表した。…

小田急線刺傷 電車内で無差別殺傷計画か

 小田急小田原線の乗客10人が刺傷されるなどした事件で、殺人未遂容疑で逮捕された対馬悠介容疑者(36)は、東京五輪で駅などの警戒が強化される中、無差別に乗客を狙ったとみられる。牛刀やサラダ油を準備し、停車駅の少ない快速急行を選んでおり犯行には「計画性」ものぞく。一方で、すぐ狙いを変え、逃走も自らやめるなど「場当たり的な側面」も見え隠れする。…

東京五輪で参加資格の剥奪者 「バブル」脅かす違反行為も

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は1日時点で、新型コロナウイルス対策で選手や大会関係者の行動規範を定めた「プレーブック」に違反したなどとして、これまでに6人の大会参加資格を剥奪したと明らかにしている。違反行為には、外部と遮断する「バブル方式」を脅かす事案もあり、全国的に感染が急拡大する中、ルール順守の徹底が今後の課題となっている。…