巨人・原辰徳監督 「3年契約で続投」は不安要素ばかり…長期低迷の危惧も

 ヤクルト、阪神との争いに敗れてセ・リーグ3位に沈んだ巨人。契約最終年の原辰徳監督と新たに3年契約を結び、覇権奪回に動き出した。この3年間を全うすれば、原監督の任期は合計18年となり、巨人の監督としては長嶋茂雄終身名誉監督の15年を上回り“歴代最長”となる。年数の長さと3年後には66歳という年齢を考えると、これが最後の契約更新になる可能性は高いという見方が多い。しかし、“有終の美”を飾るための道は……

日ハム、新庄ビッグボス支えるコーチ陣発表 地味な人選から見えてくる狙いとは

 1996年2月、羽生善治九段(51)が、当時の谷川浩司九段(59)から王将位を奪い、七冠全冠を同時制覇した。その時の対局場が山口県豊浦町(現下関市)で、既に撤去されたという建物跡に記念碑が建てられている。同じ山口県の宇部市で秋晴れの11月13日、若武者藤井聡太が羽生の持っていた22歳9か月という4冠達成時の最年少記録を大きく更新、デビューからたった5年の19歳3か月で四冠に輝いた。タイトル数は時……

阪神 まさかの2位、CS惨敗も…ヤクルトや巨人より“未来”は明るい理由

 開幕直後から首位を独走し、一時は2位に7ゲーム差をつけながらもヤクルトに逆転優勝を許した阪神。続くクライマックス・シリーズでは、ホームゲームというアドバンテージがありながら、シーズン3位の巨人に連敗して敗退となり、ファンにとっては非常に悔しいシーズンに終わった。来季続投が決まった矢野燿大監督やフロントに対する批判の声も多いが、長い目で見れば、チームは決して悪い方向へ向かっていないことは確かである……