【Bizプレミアム】ファスト映画とは違う? 本の要約サービスが出版社と“共存共栄”になれたワケ【SankeiBiz編集部】
映画の内容を10分程度に短く編集し、YouTubeなどに無断で公開する「ファスト映画」が問題視される中、書籍1冊分の内容を10分程度で読める本の要約サービスが人気を集めている。読者には時間の節約になるメリットがあるが、いわば「ファスト書籍」ともいえる内容だけに、出版不況にあえぐ書店や出版社はたまらないだろう。ところが、さにあらず。本の要約サービスの存在は著者や出版社の「公認」で、本の売り上げにも貢献しているのだという。違法性が強く指摘されるファスト映画とは、まるで事情が異なるようだ。…
「テレワークで地方分散」は幻想か? 根強い“都心人気”の背景にある生活事情
新型コロナウイルス禍で在宅勤務などのテレワークが浸透する中で、東京都心の住宅コストの上昇が続いている。東京23区の大型家族向け賃貸マンションの平均家賃は約34万円で、コロナ禍後も堅調に推移。テレワークによる出勤頻度の減少にもかかわらず、「都心人気」に陰りはない。また、23区の新築マンション販売価格は約8700万円にも達しており、まさに高根の花だ。一方では23区からの人口流出傾向もあるが、高い住宅コストを払える世帯でなければ暮らせない実態の表れともいえそうだ。…
Vシネの帝王・竹内力が「VTuber」に挑戦 経営者の成功と失敗に学ぶお金の知識 動画サイトで番組
俳優の竹内力さん(57)がナビゲーターを務める「お金と社会」のリテラシー向上を目指す番組『バーチャル竹内力「人類は金だ!!」』の配信が29日、YouTubeなどの動画投稿サイトで始まった。若者に人気の「バーチャルYouTuber(VTuber)」を思わせるコミカルなキャラクター「バーチャル竹内力」として竹内さんがMC(司会)を務め、視聴者と一緒にお金の知識を学ぶ。「Vシネマの帝王」の異名を持つ“コワモテ”俳優は、「VTuber」も見事こなせるのか。…
九州電力が増収減益 9月中間決算
九州電力は29日、令和3年9月中間連結決算を発表した。売上高が前年同期比5・7%増の7715億円、最終利益は28%減の453億円で増収減益だった。火力発電の燃料費変動分を電気料金に反映させる燃料費調整制度が、経常利益ベースで約400億円の利益下押し要因となったことが響いた。…