蛇口をひねるとみかんジュース…愛媛の都市伝説を現実化、農業経営の新たな展開

 蛇口をひねるとジュースが出てくる-。そんな愛媛の都市伝説を現実化した松山市の施設が静かな人気を集めている。愛媛県のイメージアップキャラクター「みきゃん」と柑橘(かんきつ)をテーマにした「みきゃんパーク梅津寺(ばいしんじ)」。運営するのは農業の6次化を成し遂げた柑橘農家で、農業経営の新たな展開としても注目される。…

“ポニーテールはお断り” コースター「高飛車」が安全姿勢確保を徹底

 絶叫マシンで知られるテーマパーク、富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)は、人気のコースター「高飛車」での「ポニーテールお断り」を導入した。ジェットコースター「ド・ドドンパ」で、昨年12月から骨折などの人身事故が相次いだことから、有識者による第三者委員会の指導をもとに施設の安全面を見直し、他のコースターなどで前倒しで取り入れた。その狙いはどこにあるのか。…

【鉄道業界インサイド】コロナ禍で相次ぐ鉄道運賃改定…値上げか値下げか 私鉄各社のしたたかな戦略

 2022年から23年にかけて鉄道運賃の改定が続きそうだ。まずは新型コロナウイルス禍を受けた値上げの動きだ。東急電鉄は11月10日の決算説明会の中で、今後も鉄道インフラの維持・更新を継続的に行い、鉄道事業を持続可能なものとするため、23年春に運賃値上げを行うと発表した。値上げの方針は従前から示されていたが今回、改定率は十数%、実質的な増収率は10%未満を想定し、初乗り運賃で見ると現在の130円(切符の運賃)が140円になるとの具体的な方針が示された。…

【大変革期のモビリティ業界を読む】限界を迎える日本型社会保障…高齢化社会のモビリティサービスを考える

 モビリティサービスと医療、福祉、小売り、観光といった他の分野を掛け合わせて、新たなサービスを生み出すことが注目されている。しかし、まだまだモビリティの分野に閉じこもり、他分野の深い理解ができていない。地域の既存の資源を活用しながら、高齢者の生活をサポートする地域包括ケアシステムの構築にまちづくりの視点から取り組む東海大学工学部建築学科特任准教授の後藤純氏に、これからの高齢化社会のモビリティサービスを考える上で大切なことについて聞いた。…

ひろゆきのスパチャ収益は6300万円超…日本の若者がライブ配信の高額課金にハマるワケ

 動画のライブ配信に課金する「投げ銭」に熱中する若者が増えている。成蹊大学客員教授の高橋暁子さんは「日本独特の『推し文化』が人気の背景にある。ただし配信内容や課金方法をめぐるトラブルも増えており、事業者は自主規制を強めるべきだろう」という--。…