1964年東京五輪「選手村で支えた味」 帝国ホテルで再び

 2回目となった東京五輪では、各国の選手を陰ながら支えた選手村の食事が好評だったが、前回の1964年東京五輪でも、選手をもてなし英気を養ってもらおうと、料理人たちが腕を振るっていた。そんな前回大会の選手村の味が今、東京・内幸町の帝国ホテルで味わえる。…

「最後の夏」に歓声響かず 海なし県の名物、50年で幕

 埼玉県民の夏のシンボル「さいたま水上公園」(上尾市)の夏季プールの営業が新型コロナウイルスの感染拡大により、2年連続で中止された。同プールは老朽化などのため、今年度で営業終了が決まっており、“最後の夏”を楽しめなかった県民から、惜しむ声が上がっている。半世紀にわたって県民に愛された“名物”がコロナ禍の中で姿を消していく。…

オンライン企画で気軽に世界旅行、SDGsツアーも フジテレビ 

 オンラインで気軽に“世界旅行”へ-。海外の風景をツアー形式でライブ配信したりするフジテレビのオンライン企画が好評だ。コロナ禍で気軽に海外へ行けない状況が続く昨今。フジテレビ国際開発局の川植浩治さんは「番組以外の新たなコンテンツを作り出し、新しい旅の形を提案したい」と狙いを語る。…

【深層リポート】コロナ禍の新しい富士登山体験 マスクに検温、山小屋は密回避

 新型コロナウイルスの影響で昨季は閉鎖された富士山(標高3776メートル)が7月10日、2年ぶりに開山し夏山シーズンを迎えた。普段は“下界”から眺めるばかりの記者がこれを機に「ウィズ・コロナ時代の新しい登山スタイルを体験しよう」と、4回目の富士登山を一念発起。通算2千回以上登って「ミスター富士山」の名で知られる静岡県沼津市の実川欣伸(じつかわ・よしのぶ)さん(78)とともに、マスク姿で霊峰にアタックした。…

「動画は倍速」当たり前 それでも尽きない映画の魅力

 長い映画を10分程度に編集し、違法に公開する「ファスト映画」が問題となり、一部は著作権法違反罪で事件化されている。こうした最近の映像文化と若者はどう接しているのか。6日に公開された映画「サマーフィルムにのって」(松本壮史監督)のトークイベントが7月26日、東京都千代田区のアキバシアターで開かれ、学生たちが身近な動画視聴の実態や映画に対する思いを語った。…

抑えめ吹き流しに涼感じ 2年ぶり開催の仙台七夕まつり

 仙台市中心部の商店街に和紙で作った色鮮やかな吹き流しを飾り付け、涼を感じてもらう「仙台七夕まつり」が6日、2年ぶりに開かれた。昨年は新型コロナウイルス感染拡大のため戦後初の中止となった。今年は宮城県外からの来訪に自粛を求め、吹き流しの数も減らした。8日まで。…