国道最高地点 シガヒルの悲願乗せて「ろんぐらいだぁすとーりーず!」とコラボ

 初開催が昨年予定されていた自転車山岳レース「志賀高原ヒルクライム(シガヒル)」が2年連続で、新型コロナウイルス禍の影響で中止となった。国道最高地点のある渋峠という“聖地”での開催を楽しみにしていたファンや地元関係者の落胆は大きい。それでも開催日に用意していたささやかな記念イベントが予定通り始まり、多くのサイクリストたちが集っている。「来年こそは」。関係者は平穏な日常の訪れを願う。…

信玄の父、武田信虎を映画化 暴君否定し再評価へ

 戦国武将、武田信玄の父、武田信虎を描く映画「信虎」が完成し、今秋公開される。暴君だったとされるが、この定説を覆し、信玄の上洛を心待ちにし、信玄亡き後は武田家存続に取り組んだ晩年の姿が中心だ。甲斐国の統一、甲府開府などの功績も含め、信虎を再評価する動きが出ている中で、新たな信虎像が映画で描かれる。…

大谷選手は残り試合登板せず ルース以来の偉業持ち越し、ダブル2桁に1勝届かず

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平(27)が今季の残り試合で登板しないことが決まったと29日、マドン監督がアーリントンでのレンジャーズ戦前に明言した。1918年のベーブ・ルース以来となる同一シーズンでの「2桁勝利、2桁本塁打」の偉業達成は来季以降に持ち越しとなった。日本勢初の本塁打王が懸かる打者での出場は続ける。…

ジョン・レノン未発表曲の音声、650万円で落札

 ビートルズのメンバーだったジョン・レノンがデンマーク滞在中の1970年、地元少年らのインタビューに応じた際の対話や、未発表曲を歌った音声を収録したカセットテープが28日、コペンハーゲンで競売にかけられ、37万デンマーククローネ(約650万円)で落札された。…

【試乗スケッチ】新型「レクサスES」 最新のアダプティブハイビームで“眼光”鋭く誕生【木下隆之】

 「レクサスES」がマイナーチェンジを経て誕生した。フロントライトが薄型になっていっそう眼光鋭くなり、新時代の扉を開くにふさわしい顔つきとなったのが外観上の目新しいところだ。ただ、その印象的な眼光は実は高度な技術が埋め込まれたことが源にある。新たに備わった「ブレードスキャン式アダプティブハイビーム」という高性能ヘッドランプだ。…

【大変革期のモビリティ業界を読む】報道を鵜呑みにするな 課題は“耐久性”…自動運転の礎を築くAI運行バス【楠田悦子】

 ドライバ―のいない自動運転車両やサービスのニュースは受け取り方が非常に難しい。ニュースリリースを発表する企業側は、事実に基づきながらも一歩先の未来を見せたり、企業の価値を上げるような表現や映像を用いたりする。報道する側は、自動運転車両やサービスに詳しくない人も多く、たとえ専門家であっても、車両やサービス、道路、制度などドライバ―のいない自動運転車両やサービスの構成要素について、バランスよく理解する人も少ない。そのため、断片的な知識をもとに自身の中で独自の自動運転サービス像を作って信じ込む人が多い。…

【クルマ三昧】GT-Rの開発ドライバーを起用 「ノートオーラNISMO」にかける日産の志【木下隆之】

 日産ノートオーラに追加された「NISMO(ニスモ)仕様」については、もう一つの連載「試乗スケッチ」ですでに紹介している。e-POWERの加速特性を鋭くし、ボディの強化やサスペンション剛性を引き上げる等、徹底的に走りをスポーティーに仕上げたモデルである。実はその開発には、「匠」と呼ばれるテストドライバーが参画していたことを知って驚いた。日産のテストドライバーランキングの最上位、「AS」の資格を持つ神山幸雄氏がステアリングを握り、マシンの開発に直接携わっていたのである。…

【鉄道業界インサイド】万博輸送のメインルートは軌道に乗るのか 大阪メトロ中央線延伸計画

 国土交通省は8月27日、2025年に開催される日本国際博覧会「大阪・関西万博」に関するインフラ整備計画を決定したと発表した。鉄道関係で注目されるのは、会場アクセス路線として整備される大阪メトロ中央線のコスモスクエア~夢洲(ゆめしま)間の延伸計画だ。…