大気汚染という「テクノシグネチャー」が地球外文明探査の新たな可能性を拓く

パンデミックの間、世界中で大都市上空のNO2(二酸化窒素)濃度が大幅に低下した。これは、技術文明の存在を示す「テクノシグネチャー」のひとつだ。では、天の川銀河で確認されている太陽系外惑星4,000個以上の大気についてはどうだろう。いまや従来の電波信号だけでなく、惑星の大気中のガスなどに注目して地球外知的生命体を探索する、新たな取り組みが始まっている。