ユービーアイソフトは本日(2021年12月14日),「アサシン クリード ヴァルハラ」(PC / Xbox Series X / PS4 / Xbox One / PS5)の大型拡張コンテンツ「ラグナロクの始まり」を,2022年3月10日に配信すると発表した。価格は5280円(税込)で,プレイするには別途ゲーム本編が必要となる。 ラグナロクの始まりでは,エイヴォルは北欧神話の戦と知恵の神「オーディン」としての運命を辿ることになるようだ。ドワーフの国「スヴァルトアルフヘイム」は退廃して混沌の中にある。オーディンの愛する息子「バルドル」は,不死身の炎の巨人「スルト」によって囚われの身となっており,息子を救うための戦いを通して,新たな神の力が開放されていくという。 『アサシン クリード ヴァルハラ』「ラグナロクの始まり」シネマティックワールドプレミアトレーラー また,ラグナロクの始まりを2022年4月9日までに購入すると,限定ボーナス「黄昏パック」がもらえるとのこと。黄昏パックでは,カラス用スキン「デリングの使い」,騎乗動物スキン「ハヴァルズル」,装具セット「黄昏」,デーン斧「アルグルニル」が手に入る。 さらにアサシン クリード ヴァルハラと,「アサシン クリード オデッセイ」(PC / PS4 / Xbox One / Nintendo Switch)とのクロスオーバーストーリーが,本日より無料配信される。 『アサシン クリード ヴァルハラ』×『アサシン クリード オデッセイ』クロスオーバーストーリーアナウンストレーラー これは,空間と時を超え,“シリーズの主人公たちが出会ったらどうなるか?”というユニークなストーリーを体験できるもの。アサシン クリード ヴァルハラではエイヴォルとカサンドラに,アサシン クリード オデッセイではカサンドラまたはアレクシオスに焦点を当てたストーリーが展開するとのことだ。 <以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています> 『アサシン クリード ヴァルハラ』大型拡張コンテンツ「ラグナロクの始まり」3月10日配信!『アサシン クリード オデッセイ』のカサンドラとのクロスオーバーストーリーも12月14日配信 ユービーアイソフト株式会社は、『アサシン クリード ヴァルハラ』の大型拡張コンテンツ「ラグナロクの始まり」を、2022年3月10日に配信することを発表いたします。『アサシン クリード ヴァルハラ』本編をお持ちの方は、「ラグナロクの始まり」単体を5,280円(税込)でご購入いただけます。 更に「アサシン クリード」シリーズより、『アサシン […]
「タイニー・ティナとドラゴンの城塞 〜ワンダーランズで一発限りの大冒険!」が本日配信に。「ボーダーランズ2」DLC第4弾が単体で登場
2KとGearbox Softwareは本日(2021年11月10日),シューティングRPG「タイニー・ティナとドラゴンの城塞 〜ワンダーランズで一発限りの大冒険!」を,PC/PS4/Xbox One向けに配信した(PS5/Xbox Series Xは後方互換機能を使用)。価格は1100円(税込)で,Epic Gamesストアでは11月17日0:59まで無料で配信されている。 本作は,2013年に「ボーダーランズ2」(PC / PS3 / Xbox 360)向けにリリースされた拡張パック第4弾「Tiny Tina’s Assault on Dragon Keep」が,ゲーム本編がなくても単独でプレイできるスタンドアローン版となったタイトルだ。原作のカオスな楽しさはそのままに,新しい戦利品と外見カスタマイズ・アイテムが追加されているという。 関連記事 「Borderlands 2」において,拡張パック第4弾「Tiny Tina’s Assault on Dragon Keep」のダウンロード販売が,欧米で2013年6月25日に開始された。それに合わせて,同DLCのローンチトレイラーが公開されている。“爆破魔少女”ことタイニー・ティナがゲームマスターを務めるボードゲームの世界を,プレイヤーが体験できるという内容だ。 [2013/06/26 11:38] ボーダーランズシリーズの人気キャラクターである「タイニー・ティナ」が初めてバンカーマスター(進行役)となったテーブルトークRPG「バンカー&バッドアス」のスリリングなファンタジーワールドを体験できる内容になっている。プレイヤーは,彼女が生み出した世界に入りこんで,復讐と贖罪を求める壮大な冒険に挑む。 ゲームの雰囲気が分かる発売記念トレイラーが公開されているので,さっそくチェックしよう。 『タイニー・ティナとドラゴンの城塞〜ワンダーランズで一発限りの大冒険!』 – 発売記念トレーラー なお,タイニー・ティナが主人公となる新作シューティングRPG「ワンダーランズ 〜タイニー・ティナと魔法の世界」(PC / PS5 / Xbox Series X / PS4 / Xbox One)が,2022年3月25日に発売される予定になっている。 <以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています> 2KとGearbox Softwareから『タイニー・ティナとドラゴンの城塞 〜ワンダーランズで一発限りの大冒険!』を本日より発売開始 東京- 2021年11月10日(水)- 本日、2KとGearbox Softwareは『タイニー・ティナとドラゴンの城塞 〜ワンダーランズで一発限りの大冒険!』の発売をスタートいたしました。2013年に発売されたファン人気の高いDLCクエストが、Xbox […]
ブラジル発、難しおもしろい“死にゲーSFアクションRPG”「Dolmen」プレビュー版を先行プレイ –
ブラジルのゲーム開発スタジオMassive Work Studioが手掛けるアクションRPG「Dolmen」を一言で表現すると「激ムズSF死にゲーアクションRPG」だ。2022年内発売予定で、価格は未定。対応プラットフォームはプレイステーション 5/4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC。 本作は、いわゆる“ソウルライク”ゲームである。つまり何度もプレイして、何度も死んで敵の配置や攻撃パターンなどを覚えて少しずつ進んでいくゲームだ。 【Dolmen – ゲームプレイトレーラー】 この道にはこの場所で敵が降ってくる、この辺りにいると遠くから敵の飛び道具が飛んでくる、曲がり角すぐに敵が待ち構えている……。筆者もプレイしながら数多の死を乗り越え、危険なポイントを覚えながらゲームを進めてきた。 本作の難易度は高い。それは開発元の意図通りでもある。だがその難易度の高さゆえにアドレナリンは全開で、自分の神経が研ぎ澄まされていくのを感じる。そうして死地を乗り越えていく快感、それこそがソウルライクの魅力である。だが本作はソウルライクを愛しつつ、独自のシステムを盛り込んだ作品だと感じた。今回は本作の序盤を収めたプレビュー版に触れることができたので、そのプレイレポートをお送りしたい。 シビア、だが骨太な手触りが注目のアクションRPGだ シビアなリソース管理が重要になるハードコアアクションRPG まずは世界観について簡単に紹介する。人類が複数の惑星を植民地化し、民間企業が軍事的・技術的な優位性を求めて争っている宇宙。「ゾアン社」は遺伝子が組み替えられた人間「ドリラー」を「惑星レヴィオン・プライム」送り込み、研究を進めていた。 しかしレヴィオン・プライムの採掘現場で、異次元に繋がる裂け目が出現してしまう。裂け目は脅威となり、プレーヤーはこれを止めるために敵対生物との戦いに身を投じていく。そのためには、惑星と謎のクリスタル「ドルメン」の秘密を明らかにしなくてはならない……。 アクションRPGとなる本作は、ゲームシステム自体はややこしくなく、すんなりと遊び始めることができる。両手に持った武器を使い分けながらステージの奥を目指して敵を倒しながら進んでいく。最奥部にはボスが待ち受けており、そのボスを倒すと1ステージがクリアできるという具合だ。 武器はキャラクターメイク時にいくつかのプリセットから選択できる。剣と盾を両手に構え、防御と攻撃を堅実に重ねていくスタイルがあれば、大きな剣を両手に持ち、大振りだがダメージ重視でプレイすることもできる。持っている武器によって戦い方が異なるので、自分のプレイスタイルにあわせたセレクトをしたい。筆者はオーソドックスな戦い方で進めたかったので、標準の片手斧とハンドガンを使うスタイルを選択した。 何タイプか武器の異なるキャラクターが用意されているので、それらから選んでゲームを始める このスタイルが非常に良いのは遠距離、近距離の両方の戦い方に対応していることだ。近くの敵は片手斧で処理していき、遠くに見える敵はハンドガンで撃ってチクチクと体力を削ることができるといった具合だ。ハンドガンはそれだけでなく遠方で待ち受けている敵をおびき寄せるのに使うこともできる万能武器なのだ。 本作には体力のほかにスタミナとエネルギーという概念がある。走ったり攻撃をするにはスタミナを使い、銃や体力の回復のためにはエネルギーを使う。銃で消費した分は徐々に回復していくが、体力の回復に使用した分はアイテムを使わないと戻らない。アイテムも持てる数が限られているので、シビアなリソース管理が大切なゲームだ。 またユニークなのがエネルギーを消費して武器に特殊な属性をまとわせることができることだ。敵モンスターには弱点属性という概念があり、弱点属性の攻撃を当てるとダメージを多く与えることができるのだ。特にプレイできたステージの雑魚敵は氷が弱点の敵が多く、筆者が選択したキャラクターは氷のオーラを纏うことができるので非常に相性が良かった。だが今後ステージが進んでいくと別の属性が弱点の敵モンスターなども出現するだろうし、属性の使い分けなども重要になっていくのかもしれない。 そしてステージ上にはいくつか「ビーコン」と呼ばれるセーブポイントのようなものがあり、途中で死んだりするとそこから再復活してステージを再開できる。またビーコンからは拠点になる宇宙船にテレポートすることができ、宇宙船では経験値を消費してレベルを上げたり、素材を使って装備のクラフトなどができる。 これがビーコンだ。中間セーブ地点のようなもので、死んだときはここから復活できるし、拠点になる宇宙船にワープできるポイントでもある 経験値やクラフト素材が溜まっていれば宇宙船でキャラクターをアップグレードできる シビアなのが死んでしまった時だ。ステージ上で死ぬとそこまでで獲得した経験値やクラフト素材などをすべてその場に落としてしまう。復活してそのポイントまで行くと回収できるのだが、回収する前に再度死んでしまうと最初に入手したものはすべてロストしてしまう。 死ぬとその場に経験値やクラフト素材などすべてを落としてしまう。なんとか回収できればよいのだが、回収前にもう一度死んでしまうと完全にロストしてしまう 一見理不尽、だが突破口が見えるとそれが逆に快感に ゲーム最序盤、チュートリアルが丁寧なので立ち上がりはスムーズに行けると思う。だが、プレーヤーに親切なのはほぼそこまでだ。通路をまっすぐ進んだら隠れていた敵が突然現われる、ただの飾りかと思っていた卵が孵化して敵がでてくる、遠くの方から敵が遠距離攻撃をしてくるなど、いきなり理不尽さが襲ってきて戸惑ってしまう。だがそれでこそ、改めてゲーマーとしてのプライドが刺激されるというものだ。 奮い立ってみたものの、先行するのは難解さだ。場所やボスによっては「絶対クリアできないんじゃないか?」などと思わせる場所すらもあった。正直心が折れそうになったのも一度や二度ではない。だが繰り返しプレイしていると、なんとなく攻略方法が見えてきたりする絶妙なバランスになっている。それは銃を使い敵をおびき寄せて戦うこともあれば、無視したほうが良い脇道だったりする。 筆者は狭い通路で、どうしても倒せないほど体力の多い敵に苦戦していた。だがある瞬間、「そもそも戦わなくて良いのでは?」とひらめいた。実際に勇気を出して駆け抜けてみると、意外と突破できてしまった。それまで目の前に現れたすべての敵を倒してきたので、「あ、これでよかったのか」と思ったし、辛かった思いが一気にスッキリしたとも言える瞬間だった。 狭い足場で戦わざるを得なかったり、超強力な雑魚モンスターが道を塞いでいたりする。どう突破するか、そもそも通らないほうが正解なのか。そういったことを考えながら進んでいく そして最後に待ち受けるのがボスだ、こいつがまた厄介なのだ。ビジュアルはそれまでに出現した蜘蛛型モンスターの巨大版になっている。氷属性の弱点も共通しているが、攻撃パターンの幅は大きく増えている。何度も何度も繰り返してたどり着いた最奥のボス。戦いはまさにクライマックス、という感じがしてゾクゾクする。 このボスは、遠距離から酸のような弾を飛ばしてくる攻撃をしてくる。距離をとって左右に動いていれば良いので避けるのは簡単だが、ジャンプで一気に距離を詰めてくることもある。攻撃をしっかり見極めて避ければ、攻撃のチャンスだ。片手斧なら大体2回くらい攻撃を叩き込める。 ボスの近接攻撃は数パターンに分かれるが、正面に対する攻撃、左右も含めた広範囲な攻撃に大きく分かれる。正面に対する攻撃は左右に、広範囲な攻撃はボスから距離をとれば回避できるのだが、とっさのこの判断が難しい。読み違えるともちろん攻撃を食らってしまう。回復アイテムの少なさから少しのプレイングミスで一気に死に近づく。油断は一瞬もできない。 またパターンにハマったかと思っていると、敵のHPが減ると同時に新しい攻撃パターンもでてくる。これにいきなり対応するのは厳しいし、さらには雑魚敵をも召喚してくる。さすがボス、すんなりと勝たせてはくれず、なかなかに歯ごたえがあるのだ。 雑魚も単体ならなんてことはないのだが、複数体集まると集中攻撃で一気に体力を奪われゲームオーバー一直線なんてこともある。ボスの攻撃を避けながら着実に処理していく必要があるのだが、プレイには正確さと集中力が求められる。 通しでプレイして感じたのは、シビアなリソース管理、歯ごたえのあるダンジョン、凶悪なまでに強いボス……これらの要素があわさりあった超ハードコアなアクションRPGであるということだ。だが決して理不尽すぎる難しさではなく、何度もプレイしてルートを覚えたり、自分自身のスキルが身につくことで突破できるくらいのラインを突いている。そうして、自分の成長を感じられるのが何よりも楽しく快感な部分である。 とにかく手強いのがボスだ。ボスの攻撃を避けながら、こちらの攻撃を叩き込んでいく。回復するリソースが限られているので、攻撃を受けることはできるだけ避けたい 今回プレイできたのは序盤の1ステージのみだったが、それでもプレーヤーが求める骨太なアクションは十二分に体験できた。今後は別の弱点属性の敵なども出てくるだろうし、そうなると属性の切り替えや装備のクラフトなども大きく生きてくるだろう。 またロケーションについても幅が広がるだろうし、異なるボスも登場してくるだろう。まだまだ広がりを感じさせるゲームだと感じた。 著者: ” — [source_domain] “
PS4/Xbox One/Windows版『ルーンファクトリー4スペシャル』本日発売&セール実施中! – 電撃オンライン
ファンタジーの世界で冒険と生活の両方が楽しめるRPG『ルーンファクトリー4スペシャル』について、PS4/Xbox One/PC(Windows)向けのダウンロード版が発売(Steam版は12月8日)。
2019年発売のSwitch版を含む全機種を対象に、12月20日までの期間限定で、特別価格で購入できるセールが実施されています。
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クラウドゲーミング「Xbox Cloud Gaming」、20%がタッチ操作のみでプレイ (2021年12月6日) – エキサイトニュース
MicrosoftのMonty Hernandez氏(Xbox担当のシニアプログラムマネージャー)によると、クラウドゲーミングサービス「Xbox Cloud Gaming(xCloud)」の利用者の約20%がタッチ操作のみで同サービスのゲームを遊んでいる。 Xbox Cloud Gamingは、Microsoftのゲーミング・サブスクリプションサービス「Xbox Game Pass」のUltimateメンバーが利用できるサービスの1つとして提供されている。ゲームをクラウドで処理して端末にストリーミングする。ネット環境が整っていたら、ゲーミングPCやXboxコンソールを必要とするゲームをノートPCやモバイルデバイスでもプレイ可能。インストールしていないゲームを試遊したり、ゲームをインストールすることなくすぐに遊べるので、インストールしていないゲームの招待がフレンドから来た時にもすぐに参加できる。 Microsoftはゲームパッド(コントローラ)の使用を推奨する一方で、PCゲームやXbox向けゲームをモバイルデバイスにも広げるXbox Cloud Gamingの提供に合わせて、スマートフォンやタブレットでゲームのタッチ制御を可能にするXboxタッチコントロールを用意した。タッチコントロールはゲーム開発者がゲームに合わせてカスタマイズできるが、Xbox向けやPC向けのゲームをタッチコントロールすることに当初は懐疑的な反応が見られた。 著者: ” — [source_domain] ”
『スマブラSP』桜井政博氏、話題の2人専用ゲーム『It Takes Two』を「ひとりでできなくもない」とコメント。しかし常人にはできない –
『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』(スマブラSP)ディレクター桜井政博氏は12月11日、自身のTwitterアカウントを更新。『It Takes Two』について、ひとりでプレイできる可能性にふれた。しかし常人にはできないとツッコミを受け、さっそく話題を呼んでいる。 The Game Award 2021を獲得した『It Takes Two』。ふたり専用ゲームであることが最大の障壁だけど、ひとりでできなくもない…かも? pic.twitter.com/xb2WtE8Fvn — 桜井 政博 / Masahiro Sakurai (@Sora_Sakurai) December 11, 2021 『It Takes Two』は、アクションゲームだ。開発元はHazelight Studios。同作では、夫婦2人が主人公となる。離婚を決意した2人の夫婦が、仲直りを望む娘がかけた“魔法”により、人形の姿となってしまった。頭がよく稼ぎ頭のメイ、自然を愛する専業主夫のコーディ。かつては愛し合い、今ではいがみあうメイとコーディの、人間に戻るためのドタバタ大冒険が描かれる。同作は発売直後から極めて高い評価を獲得しており、昨日開催されたThe Game Awards 2021でもGame of the Yearに選ばれた。 『It Takes Two』は、最近の作品としてはやや珍しい、2人プレイ専用ゲームとなっている。どちらかがメイを、どちらかがコーディを選び、それぞれを操作するのだ。ローカルマルチプレイとオンラインマルチプレイ両方に対応。一人のプレイヤーが購入すれば、その友人がゲームをもっていなくても遊べるフレンドパスなるシステムも導入されている。基本的には、友人や家族と2人で遊ぶゲームだろう。 しかし桜井氏の今回の投稿では、PS5のDualSenseを、縦および横に並べ両手でコントローラーを覆っている。添えられたコメントは「ふたり専用ゲームであることが最大の障壁だけど、ひとりでできなくもない…かも?」。しかし、さっそくユーザーの笑いを誘っており、「それができるのは桜井さんだけだ」といった具合に、総ツッコミを受けている。 というのも、桜井氏は『スマブラSP』のファイター紹介番組「つかいかた」にて、ひとりでふたつのキャラを操作するという芸当をたびたび披露していたからだ。基本的にファイターの新紹介では2つのキャラを並べた形式が多く、ワザ紹介などをする際は同時操作をしている。ほかにも「バンジョー&カズーイのつかいかた」では、ホームランコンテスト実装に際して、巧妙にふたつのコントローラーを操作しホームランをかっ飛ばし自虐。スタッフや視聴者の笑いを誘っていた。 そうしたシーンはたびたび見かけられ、古くは『スマブラX』開発の時点から、桜井氏がこうしたコントローラーの同時操作をしている姿が確認されている(GAME Watch)。対戦ゲームで仕様確認などをする上では、複数の手が必要なことも多い。そして常に近くに人がいるとも限らない。そうした事情もあり、開発やプレゼンなどを介して、ひとりでふたつのコントローラーを同時操作することは多かったのだろう。いわば桜井氏は、コントローラー同時操作のプロフェッショナルでありベテラン。そうしたことを自身も把握しており、ジョークまじりに今回のツイートをしたのかもしれない。 実際に『It Takes Two』を同時操作できるのかというと、常人には難しいだろう。同作では、足場を渡る場面やエイミングなど繊細な操作が要求されることも多い。基本的に、2人で遊ぶことを念頭に開発されているのである。筆者もこの投稿を見て同時プレイを試みたが、そもそも左右にいるキャラの情報を並行して把握し続けることすら難しい。操作をするならなおさら。すぐに同時操作を断念した。同作は3Dアクションゲームなので、情報量も多く操作難易度も低くない。普通の人ならば到底ひとりプレイはできないだろう。しかし“同時操作界のベテラン”桜井氏ならばできる可能性はありそうだ。 桜井氏のツイートもあくまでジョークまじりのもの。できると断言したわけでもない。ひとりでのプレイに希望をもった方はどうか潔く諦めて、一緒に遊んでくれるプレイヤーを探そう。しかし人探しをしてでも、プレイする価値は『It Takes Two』にはある。それほど高い完成度のゲームになっているのだ。 『It Takes Two』は連帯の楽しさも魅力のひとつで、一緒に遊ぶ人との仲を深められるゲームでもある。『スマブラSP』で対戦し喧嘩した後に、『It Takes Two』で仲直りするもいいだろう。桜井氏の茶目っ気まじりのジョークツイートにより、『It Takes Two』はその名をさらに広めることとなった。 『スマブラSP』はNintendo Switch向けに、『It Takes Two』はPS4/PS5/Xbox […]