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医療機関内で医薬品や検体などの搬送に使われている気送管システムの一部に、ハッカーなどに狙われるリスクのある脆弱性が見つかった。建物内に張り巡らされたパイプ網に筒状の容器を投入して圧縮空気などで搬送する気送管システムは、細かく調整されたモーターなどの装置が複雑に連携している。これらが外部から攻撃されて医療業務の停止や混乱を招けば、ランサムウェア攻撃などにも悪用されかねない。